《フーコーの魔砲石(まほうせき)/Foucault's Cannon》

ペンデュラム・通常モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守1200
【Pスケール:青2/赤2】
(1):このカードを発動したターンのエンドフェイズに、
フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
【モンスター情報】
夢幻の空間を彷徨う機械仕掛けの生命体、だったはずである。
一番の謎は、過去の記録が殆ど残ってい・・事だ。
その理由・・・なのか、・・・・・干渉・・・て拒・・・ている・・?
・・・消去・・・

 ザ・デュエリスト・アドベントで登場した闇属性魔法使い族上級ペンデュラムモンスター
 通常モンスターペンデュラムモンスターであり、表側表示魔法・罠カード破壊するペンデュラム効果を持つ。

 数ある通常モンスターペンデュラムモンスターの中では貴重な魔法・罠除去効果を持っており、ペンデュラムスケールも2と低め。
 《召喚師のスキル》《青竜の召喚士》に対応しているので、ペンデュラム効果ペンデュラム召喚を必要とするタイミングでサーチしやすい。

 ただバウンスしない限りは使いきりとなり、除去対象表側表示限定な上に発動タイミングもエンドフェイズと遅めなのがネック。
 しかし発動前に《サイクロン》で妨害される可能性があるとは言え、アドバンテージが得られる効果には変わりない。
 上級モンスターとしては攻撃力が低い点も、ペンデュラム召喚による展開が主な手段となるので問題ないだろう。

 攻撃力の指標のひとつである《サイバー・ドラゴン》ラインまでは一方的に戦闘破壊でき、《A・O・J カタストル》相打ち後にペンデュラム召喚で再度展開できる。
 下級モンスター主体の【メタビート】相手には永続罠メタカード破壊できるペンデュラム効果も加わり優位に立ちやすい。
 また、【凡骨ビート】ではデッキ内の通常モンスター比率を下げずに除去を行えるカードとなる。

  • フレイバー・テキストの大部分が中点で隠されている。
    マスターガイドなどでも触れられておらず、結局謎のままとなっている。
  • 韓国語版は日本語版の訳と一致しているが、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・スペイン語版では「その理由・・・なのか、」の部分で分けて訳した一文の疑問文となっており、「・・・消去・・・」の部分の翻訳が存在しない。
  • モチーフは「フーコーの振り子」だろう。
    フランスの物理学者であるレオン・フーコーが、地球の自転を証明する際に行われた振り子の実験である。
    日本国内では国立科学博物館で20m級の長さがある実験展示を見ることができる。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメARC-V第8話において、赤馬日美香の想像した「LDSペンデュラムコース」の黒板にこのカードが確認できる。

関連カード

―《フーコーの魔砲石》の姿が見られるカード

収録パック等


Tag: 《フーコーの魔砲石》 ペンデュラムモンスター 通常モンスター モンスター 星5 闇属性 魔法使い族 攻2200 守1200 スケール2

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