遊戯王カードWiki - 《フォトン・リタデイション》

《フォトン・リタデイション/Photon Timestop》 †

通常罠
(1)：「フォトン」永続魔法・永続罠カードまたは「ギャラクシー」永続魔法・永続罠カード１枚をデッキから選び、
手札に加えるか自分フィールドに表側表示で置く。
(2)：セットされたこのカードが相手ターンに相手の効果で破壊された場合、
自分フィールドに「銀河眼の光子竜」または「銀河眼の光子竜」をＸ素材としているＸモンスターが存在すれば発動できる。
このターンのエンドフェイズになる。

　PHOTON HYPERNOVAで登場した通常罠。
　フォトンまたはギャラクシー永続魔法・永続罠をサーチまたは表側表示で置く効果、《銀河眼の光子竜》か《銀河眼の光子竜》をエクシーズ素材にするエクシーズモンスターが存在する相手ターン中にセット状態で相手に破壊された場合にエンドフェイズに移行する効果を持つ。

　(1)はフォトン・ギャラクシー永続魔法・永続罠をサーチあるいは表側表示で置く効果。
　サーチ先は《フォトン・チェンジ》・《ギャラクシー・ウェーブ》・《銀河百式》の３枚。
　《ギャラクシー・ウェーブ》は倍率の微妙なバーンカードであり、特殊な構築を用いない限り使用は難しい。
　《フォトン・チェンジ》を表側表示で置けば、効果を即座に使える他、発動を伴わないため自壊も発生しない。
　一応除去されることを警戒した場合はサーチすることも考えられるが、罠カードのこのカードで罠カードをサーチすると発動までに非常に時間がかかる。
　《銀河百式》はカードの発動時の効果を使用するならサーチを、(2)を素早く使うなら表側表示で置くことになる。

　(2)は実質相手ターンを終了させる効果。
　基本的に相手依存のトリガーだが、発動できれば即座にターンを終了させられるという強力な効果。
　一応【ギャラクシー】・【フォトン】はランク５も立てられるため、《アーティファクト－デュランダル》とのコンボも狙えなくはない。
　とはいえこのカードをセットし、発動条件のモンスターとは別に《アーティファクト－デュランダル》まで用意するとなると難易度は高い。

(2)はセット状態で破壊されなければならないため、チェーンして(1)を発動すると発動できない。

現時点では、フォトン永続魔法及びギャラクシー永続罠は存在しない。

「リタデイション(retardation)」とは遅延、妨害を意味する英単語。

原作・アニメにおいて―
イラストでは《ナンバーズハンター》と空中に停止した水滴が写っており、アニメZEXALでカイトが初めて遊馬とアストラルの前に姿を現したシーンがモデルだろう。
(2)の効果やカード名は、その際に《オービタル７》の能力で時の流れを1/10000にまで遅らせたことに由来すると思われる。
このカードでサーチまたは置くことができる《フォトン・チェンジ》に繋がる流れはカイトがデュエルを行う前の一連のプロセスであり、その点も再現しているのかもしれない。