遊戯王カードWiki - 《プロテクトコード・トーカー》

《プロテクトコード・トーカー/Protectcode Talker》 †

リンク・効果モンスター
リンク３/闇属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー：上/左/右】
効果モンスター２体以上
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドのリンク４以上のリンクモンスターは相手の効果の対象にならず、戦闘では破壊されない。
(2)：自分フィールドに「ファイアウォール」リンクモンスターが存在する場合、
リンクマーカーの合計が３になるように、自分の墓地からリンクモンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。

　CYBERSTORM ACCESSで登場した闇属性・サイバース族のリンクモンスター。
　リンク４以上に対象耐性と戦闘破壊耐性を付与する永続効果、ファイアウォールリンクモンスターが存在する場合に墓地のリンクモンスターを除外して自己再生する誘発即時効果を持つ。

　(1)はリンク４以上への耐性付与。
　リンク４以上の場持ちに貢献できるが、リンク３の自身に加えてリンク４以上を並べるので少々重い。
　基本的にはリンク４以上のファイアウォールリンクモンスターへの中継点として墓地へ送った後に、(2)で自己再生することになるだろう。
　ただし、効果の対象に取られてから自己再生しても手遅れであり、戦闘破壊耐性に関してもバトルステップの巻き戻しが発生するため、このカードが先に戦闘破壊されるだけになりやすい。
　とは言え、後者に関してはリンク４以上を戦闘破壊できるモンスターが複数並んでいる状況でなければ守りたいモンスターを生存させられる事になるため、仕事は果たしたとは言える。

　(2)はリンクモンスターをリンクマーカーが合計３になるよう墓地コストにした自己再生。
　墓地リソースとの交換になるものの、フリーチェーンで自己再生が可能。
　自身のリンク素材にリンクモンスターを中継すれば、それをそのままコストに充てることで即座に自己再生できる。
　中でも《スプラッシュ・メイジ》との相性は抜群で、あちらで蘇生したモンスターを適当なリンク１のサイバース族にすればこのカードを出しつつ墓地のリンクマーカーが合計３となる。
　もしくは蘇生したモンスターと共に《トランスコード・トーカー》をリンク召喚して、その効果で《スプラッシュ・メイジ》を蘇生すればコストが１枚で済む。
　自己再生後は(1)の耐性付与以外にも、単純に素材運用として活用してもよいだろう。

自身のリンク先にモンスターが配置される事で戦闘で有利になる効果を持たないリンク３のコード・トーカーは初。
「プロテクト」という名前や(1)の耐性付与からしても、攻撃用のモンスターとしてデザインされていないのだろう。

語感の近い「プロダクトコード」を意識したモンスターである可能性もある。
「シリアルナンバー」とも呼ばれ、ソフトウェアのライセンス認証を行うための固有の番号である。
(1)の耐性付与は正規の購入方法を経ていない不正利用を防ぐイメージだろう。
(2)の自己再生は製品を正規購入したユーザーが新たなコンピュータに再度インストールし直すことを意識したものか。

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