遊戯王カードWiki - 《ベアルクティ

《ベアルクティ－メガポーラ/Ursarctic Megapolar》 †

チューナー・効果モンスター
星８/水属性/獣戦士族/攻2500/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分・相手のメインフェイズに、
手札からこのカード以外のレベル７以上のモンスター１体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はレベルを持つモンスターしか特殊召喚できない。
(2)：自分フィールドに他の「ベアルクティ」モンスターが存在する状態で、
このカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの魔法・罠カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

　デッキビルドパックエンシェント・ガーディアンズで登場した水属性・獣戦士族の最上級モンスターのチューナー。
　自分・相手のメインフェイズに手札からこのカード以外のレベル７以上のモンスターをリリースし、自身を手札から特殊召喚する誘発即時効果、他のベアルクティモンスターが存在する状況で特殊召喚に成功した場合に相手の魔法・罠カードを１枚破壊する誘発効果を持つ。

　(1)はメインデッキのベアルクティモンスター共通の自己特殊召喚効果。
　詳しくは《ベアルクティ－ミクポーラ》を参照。

　メインデッキのベアルクティチューナー共通事項として、(2)の効果の発動条件にほかのベアルクティモンスターが存在することを要求される。
　展開や手札補充を行えた非チューナーと異なり、チューナーは相手に干渉する効果になっている。
　そのため(1)の効果などフリーチェーン効果で特殊召喚すれば制圧カードとしても利用できる。

　また、非チューナー側が下級モンスター程度の攻撃力しか持たなかったのに対し、チューナー側はアタッカーとして通用する攻撃力を持つ。
　《イージーチューニング》のコストとしても適しているが、除外されるため蘇生・サルベージ及び《ベアルクティ・ビッグディッパー》の(1)とはアンチシナジーとなる。

　自己特殊召喚効果を持つ高レベルのチューナーとして着目するのも面白い。
　何らかのレベル８非チューナーと並べると《アルティマヤ・ツィオルキン》や《究極幻神アルティミトル・ビシバールキン》の召喚条件を満たせる。
　《銀河の魔導師》は効果を使わなければレベル12のシンクロ召喚が可能となるので、上記モンスターらと使い分けできる。
　《ガガガマジシャン》・《星向鳥》はレベル７にすれば《ベアルクティ－ポラリィ》を、レベル８にすれば上記モンスターらと使い分けられる。

　(2)は魔法・罠カードの除去効果。
　展開しつつ除去によりアドバンテージを稼げる。
　その後の展開や攻撃への妨害を防ぐことにもなるが、既にベアルクティが存在する状況でこのカードを展開する必要があるため、妨害カードの除去としては少々遅いだろう。
　上述の通り、相手メインフェイズにフリーチェーンで特殊召喚すれば制圧カードとしても機能する。