遊戯王カードWiki - 《ホーリーナイツ・シエル》

《ホーリーナイツ・シエル/Starry Knight Ciel》 †

効果モンスター
星４/光属性/天使族/攻1700/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが手札に存在する場合、
「ホーリーナイツ・シエル」以外の自分フィールドの、
「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル７モンスター１体を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2)：自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札からドラゴン族・光属性・レベル７モンスター１体を特殊召喚する。

　LIGHTNING OVERDRIVEで登場した光属性・天使族の下級モンスター。
　同名カード以外のホーリーナイツまたはドラゴン族・光属性・レベル７モンスター１体を手札にバウンスして特殊召喚する起動効果、自身を墓地から除外してドラゴン族・光属性・レベル７モンスター１体を特殊召喚する起動効果を持つ。

　(1)は手札の自身とフィールドのホーリーナイツまたはドラゴン族・光属性・レベル７モンスターを入れ替える効果。
　普通に使用してもアドバンテージにはならないが、バウンスしたモンスターの召喚・特殊召喚時の効果の再利用を狙える。
　狙いどころは、召喚時のサーチ効果を持つ《ホーリーナイツ・レイエル》、召喚・特殊召喚時の除去効果を持つ《聖夜に煌めく竜》だろう。
　ドラゴン族・光属性・レベル７モンスターをバウンスすれば《煌めく聖夜》のドロー効果のトリガーにもなり、下記の(2)での展開も狙える。

　(2)はドラゴン族・光属性・レベル７を手札から特殊召喚する効果。
　自分フィールドにモンスターがいない場合という条件から、各種素材やアドバンス召喚のリリースという形で墓地へ送っても発動は狙いにくい。
　能動的に狙うならバウンスなどでフィールドを空けるか、１ターン目に手札・デッキから直接墓地へ送って発動を狙うのも良いか。
　温存しておき、劣勢状況からの切り返しの第一手として運用するのも手。

ホーリーナイツの元ネタらしく、このカードの情報は2020年の12月25日、クリスマスの日に公開された。

他のホーリーナイツの命名法則を考慮すると、「シエル」は海を意味する「sea」とヘブライ語で神・最高神の呼称である「el」を合わせたものか。
また、フランス語で空を意味する「ciel」を意識した可能性もある。

単体でのカード登場よりも先に《聖なる降誕》のイラストで登場していたカードである。

原作・アニメにおいて―
漫画ストラクチャーズの「尚磨vsストロング十九」（２戦目）にて尚磨が使用。
《聖夜に煌めく竜》を手札に戻して(1)を発動して特殊召喚される。
《ホーリーナイツ・アステル》の(1)の対象となったものの、《戦華盟将－双龍》の(3)をチェーンされバウンスされたことで不発となった。
次の尚磨ターンには再び通常召喚され、《天翔ける騎士》の(2)の対象及びエクシーズ素材となった後にそちらの(1)のコストで取り除かれた。
最後は、《勇気の天使ヴィクトリカ》の(2)によって墓地から除外された。