《ボンディング−H2O(エイチツーオー)/Bonding - H2O》

通常魔法
自分フィールド上に存在する「ハイドロゲドン」2体と「オキシゲドン」1体を生け贄に捧げる。
自分の手札・デッキ・墓地から「ウォーター・ドラゴン」1体を特殊召喚する。

 ※テキスト中の「生け贄」は「リリース」を指す。

 ELEMENTAL ENERGYで登場した通常魔法
 《ハイドロゲドン》2体と《オキシゲドン》1体をリリースすることで《ウォーター・ドラゴン》特殊召喚する効果を持つ。

 このカード自身と特定のモンスター3体の合計4枚ものカードを消費するため効率のよいカードではないが、素材となるカード効果種族により展開に長けているため揃えるのは難しくない。
 《生存境界》トークン生成カードが有れば揃えることが可能。
 このカード《魂喰いオヴィラプター》《化石調査》サーチ可能な《デューテリオン》サーチ可能。

 しかし、特殊召喚される《ウォーター・ドラゴン》自体が制圧力が高いモンスターではなく、コストになるモンスターが全てレベル4であるため、エクシーズ素材にする方が制圧力が高い。

 通常魔法なので、《D−HERO ダイヤモンドガイ》発動コストを踏み倒せるが、この場合も《ウォーター・ドラゴン》だけでなく《ウォーター・ドラゴン−クラスター》特殊召喚できる《ボンディング−D2O》が存在している。
 そのため、《ボンディング−D2O》が3枚で足りない場合の選択肢となるかという所か。

  • カード名イラストは、2個の水素分子と1個の酸素分子で水が生まれる化学反応式(2H2O2→2H2O)が元になっている。
  • 分子の数で考えると、特殊召喚される《ウォーター・ドラゴン》が1体であることには違和感がある。
    《ウォーター・ドラゴン》は水分子1個ではなく、合成された水分子全体を表しているのだろう。
    あるいは「水素原子2個(2H)と酸素原子1個(O)で水分子1個(H2O)」ということかもしれないが、このような化学反応は高温高圧の特殊な状況下でなければ起こり得ない。
  • 気体の酸素と水素を合わせて加熱することで液体の水を作るのが普通だが、イラストでは逆になっている上、煙が出るようなこともない。
    ちなみに、その実験の際にフラスコ内に水滴がついていた事から、水は水素と酸素の化合物である事が分かったと言われている。
  • アニメでのイラストはフラスコや煙などの位置が異なっており、テキストも小さかった。
    後にOCGの仕様となっている。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:蘇生制限を満たしていない《ウォーター・ドラゴン》を、このカードの効果墓地から特殊召喚できますか?
A:このカードは例外で蘇生制限を無視することができるので可能です。

Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》効果でこのカードをめくった場合、リリースは必要ですか?
A:いいえ、リリースなしで《ウォーター・ドラゴン》特殊召喚できます。

Q:相手フィールド《ハイドロゲドン》《オキシゲドン》を、《クロス・ソウル》によってこのカードリリースに使うことは出来ますか?
A:できます。(08/08/15)

Q:裏側表示《ハイドロゲドン》《オキシゲドン》リリースすることはできますか?
A:できます。(09/10/09)


Tag: 《ボンディング−H2O》 魔法 通常魔法 ボンディング

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