遊戯王カードWiki - 《マインフィールド》

《マインフィールド/Minefieldriller》 †

効果モンスター
星４/地属性/機械族/攻1500/守1500
(1)：表側表示のこのカードが自分フィールドから離れた時、
自分の墓地のフィールド魔法カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

　ステータスは決して高くないが、表側表示で自分フィールドを離れるだけと緩い条件で効果が発動する。
　尤もフィールド魔法はサルベージするならば２枚目以降をサーチした方が手っ取り早く、このカードもフィールドに出す手間・タイミングを逃す・やや受動的な発動条件という点から漠然と投入しても事故要員にしかならない。
　召喚権を使って効果を発動するならば《惑星探査車》という選択肢もあるので、このカードならではの利用法を考える必要がある。

　種族・属性を活かしたデッキでいえば【古代の機械】・【超量】・【機械龍】・【列車】等が挙げられる。
　これらではサポートカードを共有しつつ要となるフィールド魔法を使いまわすことができる。
　他にも【ユニオン】では《ユニオン格納庫》がサルベージでき、発動時の効果を持つ点からもサルベージの恩恵は大きい。

　その他《天空の虹彩》や《メガロイド都市》などの破壊効果を持つフィールド魔法との相性は良く、別のフィールド魔法を回収して再利用を狙える。
　破壊とサーチが同時なので「時」の任意効果によって発動できないということもない。
　《天空の虹彩》を軸とするデッキではペンデュラム召喚を使用するので召喚権をこのカードに使うことも回避できる。
　《フューチャー・ヴィジョン》はフィールド魔法かつ効果で一定期間だけ除外するため、このカードの発動ができる点で相性がいい。

　上記の《惑星探査車》と比べるとある程度は相手の除去に強い点も評価点となる。
　ただしフィールド以外から墓地へ送られた時や裏側表示のまま破壊された時には効果は使えず、《究極伝導恐獣》のような裏側表示にして除去を行うモンスターもいるので、できることなら自分のターンのうちに効果を発動しておきたい。
　また、序盤は手札で腐りやすいので複数枚積むのも考え物である。
　《無限起動ロックアンカー》や《爆走軌道フライング・ペガサス》等に対応するステータスなので効果の発動の機会が無ければ素材に回すことも考えておきたい。

「自分フィールドから離れた時」とあるが、手札・墓地または除外された状態でしか発動できない。
　コントロール奪取でも自分フィールドからは離れた様に見えるが、効果を発動することはできない。

イラストでは、「地雷原(Minefield)」を突っ走る車両が描かれている。
「マイン(Mine)」には他に「採掘する、坑道を掘る」という意味もあり、削岩機のようなイラストから見ると「フィールドを採掘する」という意味と「地雷原」をかけているのかもしれない。
英語名は後者のようである。

Ｑ：(1)の効果はダメージステップに発動できますか？
Ａ：はい、発動できます。(09/05/06)

Ｑ：裏側表示の時攻撃され戦闘破壊された場合、(1)の効果は発動可能ですか？
Ａ：戦闘破壊された場合も効果は使え、裏側表示の時に攻撃を受けて墓地へ送られた場合でも効果は発動できます。(13/12/12)

Ｑ：(1)の効果はデッキに戻された場合も発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。(09/04/18)

Ｑ：《精神操作》の効果でコントロールが移った場合に発動できますか？
Ａ：《精神操作》の効果によって自分フィールドから相手フィールドへ移った状況ですと、「表側表示のこのカードが自分フィールドから離れた」には当てはまりませんので、発動できません。(21/06/10)

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