《マジック・ディフレクター/Magic Deflector》 †
通常罠
このターン、フィールド上の装備・フィールド・永続・速攻魔法カードの効果を無効にする。
ABYSS RISINGで登場した通常罠。
フィールドの装備魔法・フィールド魔法・永続魔法・速攻魔法の効果を無効にする効果を持つ。
対魔法カード版の《トラップ・スタン》のようなカード。
永続魔法などの表側表示で残るカードへの対策なら《ハーピィの羽根帚》や《サイクロン》・《魔法効果の矢》・《妖精の風》などがあるが、こちらは速攻魔法をノーコストで対策できる。
《サイクロン》に対しては《王家の呪い》のように使える他、《ツインツイスター》を初めとした採用されやすい速攻魔法を軒並み無効にできる。
基本的には《トラップ・スタン》のようにチェーン発動して無効にすることになるだろう。
ただしダメージステップに発動できない為、《禁じられた聖杯》や《収縮》対策に使用するなら、それよりも前に発動しておく必要がある。
自分ターンに発動すれば、相手の魔法カードはほぼ無効化した事となる。
こちらを先に発動しておけば《トラップ・スタン》との併用も可能なので、擬似的な《大寒波》状態となる。
ただし《光の護封剣》等の「フィールド上に残り続ける通常魔法」も存在し、それらは無効にできない。
また、自分の《つまずき》や《ブラック・ガーデン》などの効果を無効にして使うことも考えられる。
対【甲虫装機】においては、《甲虫装機 ホーネット》などは装備魔法の効果として処理されるため、それらを無効にできる。
発動後のその魔法カードが効果処理時に墓地に存在していても無効となるため、基本的に無意味な装備魔法にしてしまうことができる。
ただし、効果の発動やコストとして墓地へ送ることは可能なため、《甲虫装機 ダンセル》等のモンスター側の効果は適用される。
無効にするカードの種類の関係上【終焉のカウントダウン】や【エクゾディア】等の特殊勝利デッキとは相性がいい。
また、儀式魔法を軸にする場合でも、《手札断殺》等での妨害を受けにくくなる。
- 「ディフレクター(Deflector)」とは偏向板・転向装置などを指す。
一部の魔法カードの効果をゲーム外に逸らすという意味合いなのだろう。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《アサルト・アーマー》の2回攻撃付与効果を無効にできますか?
A:墓地に送って発動することはできますが、効果は無効になります。(12/07/23)
Q:装備魔法状態の甲虫装機を自身の効果で墓地に送って効果を使用できますか?
A:墓地に送って発動することはできますが、効果は無効になります。(12/07/23)
Q:《甲虫装機 ホーネット》の自身を墓地へ送ってカードを破壊する効果にチェーンをしてこのカードを発動した場合、《甲虫装機 ホーネット》の効果は無効になりますか?
A:いいえ、その場合無効になりません。
既にこのカードの効果が適用されている状態で、《甲虫装機 ホーネット》の効果が発動した場合なら無効になります。(12/08/02)
Q:永続魔法状態の宝玉獣が存在する時発動した場合、永続魔法状態の宝玉獣は墓地に送られますか?
A:いいえ、そのままになります。(12/09/12)
Q:《ブラック・ガーデン》の破壊効果は使用できますか?
A:植物族モンスターを破壊するのは効果ですので、無効になり使用できません。(12/07/23)
Q:ペンデュラムゾーンに存在する《時読みの魔術師》のペンデュラム効果は、無効にできますか?
A:無効化できません。(14/06/25)
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