《ミメシスエレファント/Mimesis Elephant》 †
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは発動後、効果モンスター(獣族・地・星2・攻0/守2000)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしても扱う)。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する場合、自分・相手ターンに、
種族と属性を1つずつ宣言し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで宣言した種族・属性になる。
WORLD PREMIERE PACK 2023で登場した永続罠。
罠モンスターの1種であり、発動後に効果モンスターとなる効果、モンスター1体の種族・属性を変更する誘発即時効果を持つ。
フリーチェーンでモンスター1体の属性・種族を変更できる罠モンスター。
自身にも適用できるため、実質任意の属性・種族として扱える。
他にも自分モンスター1体を属性・種族を指定したサポートカードや素材に対応させることができる。
自身はレベル2獣族であるため、他のレベル2を獣族に変えることでメルフィーや《No.64 古狸三太夫》のエクシーズ召喚に繋がる。
ランク2の《No.29 マネキンキャット》とも相性がよく、相手モンスターの属性・種族を変更してからエクシーズ素材にすることであちらの効果で任意のモンスターをリクルートできる。
任意の種族・属性になれる罠モンスターには《鏡像のスワンプマン》・《量子猫》が存在する。
アタッカーにするにも壁にするにもそれらにステータスの差で劣り、またはじめから任意の属性・種族として特殊召喚できるわけではないため、特殊召喚をトリガーとした種族サポートなどの効果にも対応しない。
このため、上記のようにレベルが異なる点を活かさない限りは相手モンスター1体の属性・種族を変更できる点に着目した運用が求められるだろう。
上記の《No.29 マネキンキャット》の他、【HERO】・【シャドール】等での《超融合》や、《機巧狐−宇迦之御魂稲荷》であれば変更した相手モンスターを活用できる。
属性や種族を統一したデッキを相手にした場合であれば、サポートカードに対応しない属性・種族に変えてしまったり、シンクロ素材やリンク素材に指定のあるモンスターの展開を阻害できる。
《御前試合》・《群雄割拠》と同時に発動し、相手モンスターを神属性・創造神族に変えてしまうのもよいだろう。
- 英語名の「Mimesis」とは、生物が周囲の環境と同化する「隠蔽的擬態」(敵に見つからない姿になる)を意味する。
日本語では「擬態」とまとめられる概念だが、英語では危険性のある警戒色の生物を模した「Mimicry(標識的擬態)」(敵を怖がらせる姿になる)とは区別される。
関連カード †
収録パック等 †
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