遊戯王カードWiki - 《ライトロード・アテナミネルバ》

《ライトロード・アテナミネルバ/Minerva, the Athenian Lightsworn》 †

シンクロ・効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2800/守1800
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがＳ召喚した場合に発動できる。
そのＳ素材とした「ライトロード」モンスターの数まで、
デッキから「ライトロード」モンスターを墓地へ送る（同じ種族は１体まで）。
(2)：自分フィールドの「ライトロード」モンスターは効果では除外できない。
(3)：自分の墓地から「ライトロード」モンスターを４体まで除外して発動できる。
除外した数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。

　LEGACY OF DESTRUCTIONで登場した光属性・天使族のシンクロモンスター。
　シンクロ召喚に成功した場合シンクロ素材にしたライトロードの数までデッキのライトロードを墓地へ送る誘発効果、自分フィールドのライトロードが除外されなくなる永続効果、墓地からライトロードを４体まで除外し、その枚数デッキトップを墓地へ送る起動効果を持つ。

　シンクロ素材は一切の縛りのないレベル８シンクロモンスター。
　(1)は多数のライトロードをシンクロ素材にするほど強力になるものの、ライトロードのレベルは大半が３～４であるため、ライトロードを絡めるとレベル４＋レベル４の２体以外でのシンクロ召喚は手間がかかりやすい。
　ましてライトロード３体以上の組み合わせは到底現実的ではないため、素直にレベル４を２体で出すと考えていいだろう。
　《光道の龍》であれば自己特殊召喚から《ライトロード・アーチャーフェリス》を墓地へ送ることで召喚権なしでこのカードのシンクロ召喚が可能。
　それ以外では光属性・レベル４＋《レボリューション・シンクロン》の組み合わせで《ライトロード・アークミカエル》を経由して出す方法も考えられるか。

　(1)はデッキのライトロードを墓地へ送る効果。
　シンクロ素材の数まで墓地へ送ることができるが、上述の通りせいぜい２体となるだろう。
　任意のライトロードのデッキから墓地へ送られた場合の効果を使用できるが同種族を複数墓地へ送ることができない点は注意。

　(2)はフィールドのライトロードが除外されなくなる効果。
　ライトロードは小粒なモンスターが多いため、間接的に墓地アドバンテージを守れるとはいえ、殊更に除外から守る価値は高くない。
　相手によって刺さる場面もあるかもしれないが、基本的には自分の《神光の龍》の全体除外に対する耐性として見ることになるだろう。

　(3)はデッキトップを墓地へ送る効果。
　コストとして墓地のライトロードを除外する必要があるものの、《戒めの龍》の召喚条件の補助にもなる。
　(1)と違いランダムではあるが最大４枚までデッキトップを墓地へ送る事ができ、(1)と同様ライトロードの効果の補助になる。

「アテナ」については《アテナ》を参照。
職業や種族ではなく特定の女神を示す固有名詞であり、他のライトロードとの比較という意味でも、カード名としては若干不自然な物となっている。
なお、《ライトロード・メイデンミネルバ》でも解説がある通り、ローマ神話のミネルバとギリシャ神話のアテナは、同一視される事もある女神である。