《リターナブル瓶/Redeemable Jar》 †
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から罠カード1枚を除外して発動できる。
そのカードとは元々のカード名が異なる罠カード1枚を自分の墓地から選んで手札に加える。
RISE OF THE DUELISTで登場した永続罠。
墓地コストとして除外した罠カードとは異なるカード名の罠カードをサルベージする効果を持つ。
毎ターン1枚の罠カードのサルベージを行えるが、同名カード以外の罠カードを墓地から除外する必要がある。
毎ターン使うなら罠カードを効率良く墓地肥やしする手段と併用したい。
任意の罠カードを墓地へ送れる通常罠《バージェストマ・マーレラ》とは相性がよく、1枚でコストとサルベージしたい罠カードの両方を墓地に用意できる。
相剣罠カードのトリガーにもなる。
ただし、サルベージしたそのカードの発動はセットして1ターン待つ必要があり、即効性が低い。
このカード自体も罠カードなので、回収から再発動を狙うには2ターンはかかる。
【メタビート】系列や、非ビートダウン等の罠カードを多用する長期戦デッキなら遅さはカバーできる。
使い捨ての防御カードならば除外しても支障はなく、より長期間の防御が見込める。
このカードが除去される可能性はあるが、他の防御カードの身代わりになっているので最低限の働きはしている。
手札から発動できる罠カードや、手札から発動できるようにするカードと併用するのもよい。
【バージェストマ】や【幻煌龍】は元々複数の罠カードを採用するのでコストも確保しやすい。
《ハーピィの羽根吹雪》は高い妨害力を持つので、罠カードを中心とした【ハーピィ】にしてみるのも面白い。
- 「リターナブル(returnable)」とは、紙容器・瓶などが再利用のために返却・回収が可能であることを意味する。
カード名の「瓶」をそのまま「びん」と読んだ場合、繰り返し使用できる瓶の総称を示す言葉になる。
一方、英語名の「redeemable」は「換金できる」「買い戻せる」といった意味である。
- 英語名も含めて考えると、元ネタは「空きビン保証金制度」だろう。
販売者側が瓶入りの飲料を販売する際、価格にあらかじめ瓶の保証金を含めておき、購入した消費者が瓶を店舗に返却すると保証金を返してもらえる制度の事である。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXでは、類似した効果を持つ通常罠《トラップ・トリップ》が登場している。
ノーコストである代わりに使い切りとなるため、こちらとは相互互換と言える。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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