《リボルブート・セクター/Boot Sector Launch》 †
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの「ヴァレット」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から「ヴァレット」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
●相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
その差の数まで自分の墓地から「ヴァレット」モンスターを守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
EXTREME FORCEで登場したフィールド魔法。
ヴァレットを全体強化する効果、ヴァレットを守備表示で特殊召喚する2種類の効果を持つ。
(1)の効果はヴァレットの全体強化。
数値自体はそれ程高くないが、レベル3以上のヴァレットは下級アタッカーとして十分な攻撃力を持っているため、それを更に底上げできるのは心強い。
(2)の効果は二択式のヴァレットの特殊召喚効果。
どちらも同名カードは1枚までしか選択できず、前者は手札消費、後者は発動条件がネックとなる。
ヴァレットは破壊された場合のリクルート効果を持つので、後者の条件の複数種類を墓地に置きやすく、リンク召喚でモンスターを減らしておけば蘇生しやすくなる。
《おジャマトリオ》などで相手モンスターを水増しさせるのも有効で、その後《シェルヴァレット・ドラゴン》の効果で破壊して処理すればより効果的である。
リンクモンスターとの併用が前提でありながら展開手段に乏しい【ヴァレット】にとって有用であり、優勢劣勢に関わらず効果を活かせる。
《ストライカー・ドラゴン》はこのカードをサーチできる上、ヴァレットのサルベージも可能。
《アブソルーター・ドラゴン》のサーチなども併せて使えば手札からの特殊召喚も行いやすい。
- カード名はリボルブと「ブートセクタ」からか。
「ブートセクタ」はハードディスクドライブなどの補助記憶装置のディスクセクタの一部で、OS又はブートマネージャを読み込むための情報が収納されている。
ブートセクタを読み込まなければOSの起動ができないためとても重要な部分である。
ヴァレットが収納されている《ヴァレルロード・ドラゴン》の回転式弾倉(シリンダー)をブートセクタに例えていると思われる。
- 「鬼塚/Go鬼塚vsリボルバー」戦で再登場して以降は(2)の効果がOCG仕様に変更されている。
後の《リンク・リスタート》等を見るに、アニメVRAINSではDM〜5D'sと同じく(基準は不明だが)一部のカードの効果は再登場の際にOCG効果に変更されるようである。
なお、実際にOCG版の(2)の2つ目の効果が使用されたのは上記デュエルではなく、「vs遊作/Playmaker」(4戦目)が初である。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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