遊戯王カードWiki - 《レアル・ジェネクス・アクセラレーター》

《レアル・ジェネクス・アクセラレーター/R-Genex Accelerator》 †

効果モンスター
星４/風属性/機械族/攻1500/守1900
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、
「ジェネクス」モンスターが自分のデッキから手札に加わった時、
その内の１体を相手に見せて発動できる。
見せたモンスターを特殊召喚する。

　数多く存在するジェネクスのサーチャーをリクルーターの様に運用できる。
　サーチするジェネクスがチューナーならばシンクロ召喚、同じレベルならばエクシーズ召喚がその場で可能となる。
　ただし、このカードをフィールドに用意した上でさらにサーチ効果を用意しなければならないので、あまり扱いやすいカードではない。

　後発で同様の効果を持つ《リペア・ジェネクス・コントローラー》と比べると、このカードの性能は大幅に見劣りする。
　あちらは下級ジェネクス１体を素材に出せるリンクモンスターであり、このカードよりも大幅に出しやすい。
　更に、あちらはサルベージやバウンスも対応しており、自身がサルベージ効果を持つので単体でモンスターを並べられる。
　加えて、あちらは「召喚」する効果なので、《ジェネクス・パワー・プランナー》などの召喚成功時に後続をサーチするジェネクスを連鎖的に召喚し、フィールドを埋め尽くす事ができる。
　エクストラデッキのモンスター故にメタを受けやすいという弱点こそあるが、このカードの欠点を克服した効果を持っており、単体性能にはかなりの格差があると言わざるを得ない。

　《リペア・ジェネクス・コントローラー》に対する優位点としては、レベル５以上をサーチした際にリリースなしで特殊召喚できる点が挙げられる。
　また、特殊召喚時にのみ効果を発動できる《ジェネクス・ブラスト》のトリガーになるのも特長だが、いずれもサーチ手段に乏しくこのカードの効果を活かしづらい。
　ドローで手札に加わったジェネクスを特殊召喚できる点、レベルを持つのでシンクロ素材に使える点は差別点と言えなくもないが、やはり苦しい立ち位置なのは理解しておきたい。