遊戯王カードWiki - 《レベル調整》

《レベル調整(ちょうせい)/Level Modulation》 †

通常魔法
相手はカードを２枚ドローする。
自分の墓地に存在する「ＬＶ」を持つモンスター１体を、
召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン攻撃できず
効果を発動及び適用する事もできない。

　このターン攻撃できず効果も使えないＬＶモンスター１体を蘇生させるために、相手に２枚ドローさせるという代償は明らかに重すぎる。
　召喚条件を無視できるので、《ホルスの黒炎竜ＬＶ８》や《サイレント・マジシャンＬＶ８》等の特殊召喚方法が指定されているＬＶモンスターを蘇生することはできるが、それを踏まえても割に合わない。

　また、《ホルスの黒炎竜ＬＶ８》について言えば、《ホルスの黒炎竜ＬＶ６》を《リビングデッドの呼び声》等で蘇生して自力で進化させた方が明らかに有効だろう。
　《サイレント・マジシャンＬＶ８》に関しても正規ではない方法で特殊召喚することが主流なので、後述の通り蘇生できないことが殆どである。

原作・アニメにおいて―
アニメGXにおける「万丈目vs首領・ザルーグ」戦において万丈目が使用。
《黒蠍－罠はずしのクリフ》の効果によってデッキから墓地へ送られた《アームド・ドラゴンＬＶ７》を蘇生させ、反撃の狼煙を上げた。
「万丈目vs斎王」戦ではOCG仕様となり、《天使の施し》の効果で捨てた《アームド・ドラゴンＬＶ７》を蘇生し、《アームド・ドラゴンＬＶ１０》への足掛かりとした。
「剣山vs空野（ミスターＴ）」戦では空野がデッキに投入しており、《魔法石の採掘》の手札コストで墓地へ送っている。

アニメ登場初期は通常罠であり、（テキストの全貌は確認できないが）攻撃・効果不可のデメリットは言及されていない。
また、アニメでは蘇生制限のルールが無いためOCGでは不可能な上述したプレイングも可能であった。
- OCG化に際して通常魔法となった事でタイムラグはなくなったが、相手ターンに不意打ち気味に蘇生し、返しのターンの効果使用と攻撃に繋げられなくなったため一長一短である。
  また、OCGにおける蘇生手段の増加や蘇生制限のルールもあり、全体的に優位性が少なくなってしまったと言える。

「vsエド戦」では、このカードとよく似た効果である通常罠《レベルの絆》を使用している。
このとき万丈目は「甦れ」と言っているが、テキストから読み取れる限り《レベルの絆》はデッキからの特殊召喚となっている。

Ｑ：蘇生したカードの効果が使えないのは、蘇生させたターンだけですか？
Ａ：この効果で特殊召喚したターンのみの制約です。

Ｑ：ドローと特殊召喚は同時扱いですか？
Ａ：いいえ、違います。(09/05/17)

Ｑ：《神殿を守る者》でドローできなかったとき、特殊召喚できますか？
Ａ：いいえ、特殊召喚する処理は行われません。(14/12/07)

Ｑ：効果処理時にモンスターが墓地から離れ特殊召喚できない場合もドローしますか？
Ａ：ドローします。(09/05/17)

Ｑ：《Ｄ－ＨＥＲＯダイヤモンドガイ》の効果で《レベル調整》を発動した場合、どう処理しますか？
　　そして特殊召喚した場合、そのターン効果の発動または攻撃が可能ですか？
Ａ：その場合、相手はカードを２枚ドローし、自分の墓地に存在するLVを持つモンスターを特殊召喚します。
　　また、特殊召喚されたモンスターは、同一ターンで攻撃したり効果を発動及び適用する事はできません。(09/08/03)

Ｑ：正規の手順で特殊召喚されずに墓地へ送られた特殊召喚モンスターを特殊召喚できますか？
Ａ：いいえ、特殊召喚できません。(15/05/17)

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