《ワーム・ホール/Dimensionhole》 †
通常魔法
自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択した自分のモンスターを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。
ゲームから除外している間、そのモンスターカードゾーンは使用できない。
Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した通常魔法。
自分のモンスター1体を次の自分のスタンバイフェイズまで除外する効果を持つ。
一定期間だけ除外する効果の開祖。
類似効果を持つ《亜空間物質転送装置》と異なり通常魔法であるため、相手の除去にチェーンして除外し回避する使い方ができない。
即効性という点でも《星遺物を巡る戦い》が存在するため、あちらには使えない元々の攻撃力と守備力が共に0か?のモンスターとのコンボで差別化する必要がある。
具体的には、《フォーチュンレディ・ライティー》・《青き眼の乙女》・《破壊竜ガンドラ》などが挙げられる。
また、先攻1ターン目の発動を想定するなら、相手モンスターが存在しなくても使えるこちらの方が除外の確実性は高い。
ただ、同じ動きを繰り返し行える《刻剣の魔術師》も存在しており、優先順位は低い。
《刻剣の魔術師》はモンスターでありフィールドに出す手間があるため、1度だけの使用ならこのカードの方が使いやすい。
- 「ワームホール」とは、時空のある一点から別の離れた一点へと直結する空間領域とされる。
トンネルのような抜け道を通る構造が、リンゴの虫食い穴をイメージさせることから命名された。
天文学においてはホワイトホールと同様、実証されていない仮定を多く含み、妥当性は乏しい。
ただ、人間が利用できるようなワームホールの実現は、恒星間や銀河間のような超遠方への移動を可能にする手段になりえることから、考察が進められている。
なお、このカードの効果は、「対象モンスターの時空間を次のスタンバイフェイズへ捻じ曲げる」という意味合いであると思われる。
- アニメ5D'sやアニメARC-Vでは実物のワーム・ホールが登場している。
- コナミのゲーム作品について─
真DM2では、発動したマスに自分のデッキリーダーを移動させるという効果だった。
- デュエルリンクスでは御伽に専用ボイスが用意されている。
関連カード †
―類似効果
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:この効果で除外したモンスターを、別のカードの効果で特殊召喚した場合どうなりますか?
A:このカードの効果が打ち切られ、そのモンスターゾーンも使用できるようになります。
Q:《精神操作》等で一時的にコントロールを奪ったモンスターを除外した場合、戻って来たモンスターのコントロールはどちらが得ますか?
A:エンドフェイズにコントロールが戻るため、相手がコントロールを得ます。
次の自分のスタンバイフェイズに、除外したモンスターを相手のフィールドに戻します。(10/08/29)
Q:このカードに《エネミーコントローラー》をチェーンされ、対象モンスターのコントロールが相手に移った場合、対象モンスターは除外されますか?
A:いいえ、効果処理時に対象が自分フィールドに存在しない場合、除外されません。(12/04/19)
Q:このカードの効果で自分のエクストラモンスターゾーンに存在するモンスターを除外した場合でも、除外されている間そのエクストラモンスターゾーンは使用できなくなりますか?
A:はい、使用できなくなります。(17/03/26)
Q:このカードで除外したモンスターがスタンバイフェイズに戻ってくる際、戻す位置はこのカードにより使用不可となっていた位置である必要がありますか?
A:はい、必ず使用不可となっていた位置に戻す必要があります。(17/07/01)
Q:エクストラモンスターゾーンのモンスターを除外した場合、スタンバイフェイズにそのモンスターを戻す際はどのような処理になりますか?
A:フィールドには戻らず、墓地へ送られます。(17/07/01)
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