《ヴァレル・レフリジェレーション/Borrel Cooling》 †
通常罠
(1)：自分フィールドの「ヴァレット」モンスター１体をリリースし、
自分フィールドの「ヴァレル」リンクモンスター１体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターは以下の効果を得る。
●１ターンに１度、自分フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
EXTREME FORCEで登場した通常罠。
ヴァレルリンクモンスターの装備カードとなり、装備モンスターに「自分モンスター１体に破壊耐性を付与する誘発即時効果」を付与する効果を持つ。
装備カードゆえ除去に弱く、発動コストとしてヴァレットをリリースするので消費もかさむ。
使うのなら《リボルブート・セクター》などでヴァレットを展開しておきたい。
効果は、ヴァレルに「対象のモンスターに破壊耐性を付与する誘発即時効果」を付与するというもの。
破壊耐性自体は確かに便利であるが、このカードの重さに見合っているとは言いづらい。
単に破壊耐性を付与したいなら、《ディメンション・ガーディアン》でも可能である。
「リンクモンスターに対象をとる効果を付与する」カードなので、ヴァレットを対象にとるコンボが可能になる。
ただし、リンク４以上のヴァレルリンクモンスター及び《ソーンヴァレル・ドラゴン》は自身の効果によって元々このコンボが行えるため、その回数を増やすためだけにわざわざこのカードを使用する意味は薄い。
また、《ヴァレルロード・ドラゴン》はモンスター効果への対象耐性を持つため、自身に効果を適用して維持に利用することができない。
《ヴァレルエンド・ドラゴン》もモンスター効果への対象耐性を持つため自身に効果を適用できず、そもそも破壊耐性を持つため適用する意味もない。
《ヴァレルソード・ドラゴン》は効果破壊耐性、《ヴァレルガード・ドラゴン》は戦闘破壊耐性、《ソーンヴァレル・ドラゴン》はその両方が無いため利用する価値はある。
《ショートヴァレル・ドラゴン》はリンク２なので出しやすく、ヴァレットを対象に取る効果を持たないことや、ステータスが低いため自身に戦闘破壊耐性を付与できるといった点から装備する意義は大きい。
リンク３の《ヴァレルコード・ドラゴン》も同じくヴァレットを対象に取る効果を持たず、自分モンスターを巻き込む全体除去効果を持つことから装備する意義はある。
それぞれ相手ターンは自身を対象にして生き残り、自分のターンではヴァレットを対象としてコンボが可能となる。
もっとも、《ショートヴァレル・ドラゴン》とこのカードを用いるにしてもヴァレット３体とこのカード１枚の計４枚を消費する。
このカードではなく特殊召喚できるモンスターを使えばリンク４のヴァレルを出し、コンボが可能となる。
さらに《ショートヴァレル・ドラゴン》と同じリンク素材で出せる《ブースター・ドラゴン》か《ソーンヴァレル・ドラゴン》ならこのカードを用いずともヴァレットとのコンボを行える。
- 「refrigeration」は英語で「冷蔵」「冷却」の意味。
銃身を冷ましているのだろう。
英語名では「Cooling」と非常にわかりやすくなっている。
関連カード †
―装備カードになる罠カードはこちらを参照。
―イラスト関連
収録パック等 †
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