《ヴェルズ・ヘリオロープ/Evilswarm Heliotrope》

通常モンスター
星4/闇属性/岩石族/攻1950/守 650
ルメトモ ヲンエウユシ ツメハ イカハ
ンネヤジルナウコウス ノズルエヴンイ
イシマタノラレワ ルナクアヤジ テシニイスンユジ

 DUEL TERMINAL −星の騎士団 セイクリッド!!−で登場した闇属性岩石族下級モンスター
 ヴェルズの1体であり、レベル通常モンスターの中でも高い攻撃力を持つ。

 《ジェネティック・ワーウルフ》等の攻撃力には及ばないものの、かつての下級通常モンスター攻撃力1900ラインを超える数値を持つ。
 闇属性【通常モンスター】では《幻殻竜》に次ぐアタッカーとして活躍できる。

 また、ヴェルズに属し《ヴェルズ・オピオン》エクシーズ素材にできるので、【レスキューラビット】なら他よりも優先的に採用できる。
 【ヴェルズ】においても《ヴェルズ・バハムート》効果が存分に発揮できる他、下級岩石族として《E−HERO ダーク・ガイア》融合素材の有力候補となる。

  • 一見すると意味不明なフレイバー・テキストだが、逆から読むと意味が通るようになっている。
    解読すると以下のようになる。
    純粋にして 邪悪なる 我等の魂
    インヴェルズの 崇高なる邪念
    破壊 破滅 終焉を 求める
  • ちなみに英語版でも同じようにテキストがそっくり逆さ読みになっている。
    こちらを解読してみると内容は以下の通り。
    "Eliminate! Eradicate! Exterminate!"
    (「消滅を! 根絶を! 廃絶を!」)
    These are the thoughts of lingering Steelswarm souls,
    (これらは未練渦巻くインヴェルズの思い、)
    yearning for a body so that they might make their dream a reality.
    (彼らの夢を成就するための肉体への渇望だ。)
    大意は同じだが表現がかなり違うのがよくわかり、日米間の違いを如実に感じ取れる面白い部分である。
  • モデルは宝石の「ヘリオトロープ(Heliotrope)」だろう。
    いわゆる「ブラッドストーン(Bloodstone)」のことで、酸化鉄の赤い斑点を有することから「血石」「血星石」「血玉石」「血玉髄」とも呼ばれる。
    かつては教会(主にキリスト教)での聖像などを飾る材料として広く用いられた。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメZEXALの「遊馬vsゴーシュ」戦にてゴーシュが使用したカウンター罠戦士の誇り(バトラーズ・プライド)》のイラストに2体描かれている。
  • アニメVRAINS第66話において、イグニス同士がネット上の掲示板でコンタクトをとるための暗号の中にこのカードの英語版のテキストが使用されている。
    またそれに対する返答も一見文字化けのようだがカタカナのみ逆から読むと意味が通じるようになっており、その中には「インヴェルズヘリオロープノテキスト」という文章も確認できる。
    このカードを意識していることは間違いないであろうが、ヴェルズではなくインヴェルズとなっているのはスタッフのミスだろうか。
  • コナミのゲーム作品において―
    タッグフォース6ではこのカードフレイバー・テキストに倣った「ダンルイ テレライシ ヲ ドンエツメンゼ」という名前のデッキが配信された。
    「全滅エンドを強いられているんだ」が示す通り、第14弾のストーリーを表現したネタデッキであり、サイドデッキはバッドエンドやヴェルズの侵蝕を暗喩する名前のカードで固められている。
    余談だがこの「強いられているんだ」という言い回しは、配信当時にネタとして流行していた、アニメ『機動戦士ガンダムAGE』のワンシーンの台詞のパロディとみられる。
    • 最強カードバトル!では、攻撃力1900の下級モンスターを愛用するデュエリストであるストロング十九が、クリア後に専用ボイス付きで使用してくるようになる。
      召喚時には「オレ様はついに… 1900の壁を… こえた! こい! ヴェルズ・ヘリオロープ!」と発言する。
      また、同作では他にもダーク黒田がヴェルズの1体として、ガイドさんが純粋な下級アタッカーとして使用する。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《ヴェルズ・ヘリオロープ》 通常モンスター モンスター 星4 闇属性 岩石族 攻1950 守650 ヴェルズ

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