《一点着地/Pinpoint Landing》 †
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の手札から自分フィールドに、
モンスター1体のみが特殊召喚された場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):自分ターンにこのカードの(1)の効果でドローしていない場合、
そのターンのエンドフェイズにこのカードは墓地へ送られる。
EXTRA PACK 2019で登場した永続魔法。
手札からモンスター1体を特殊召喚した際に1枚ドローできる効果、この効果を使わなかった自分のエンドフェイズにこのカード自身を墓地へ送る効果を持つ。
ドローのトリガーは特殊召喚であればチェーンブロックの有無を問わない。
手札から条件による特殊召喚が可能なモンスターや、《ブリキンギョ》などの展開サポートができるモンスターを併用すれば条件を満たしやすい。
ペンデュラム召喚でも使えるが、2体以上の特殊召喚には対応していないので注意。
また、自分ターンにドローができなかった場合自壊してしまうので、安定して手札から特殊召喚できるデッキで採用したい。
このカードを引いたことによる手札損も含めれば、少なくとも自分と次の相手ターン中にはドローが見込めるデッキで採用していきたいところ。
【メルフィー】は共通効果で自分エンドフェイズに特殊召喚を行うため、安定したドローソースになり得る。相手ターン中に手札から特殊召喚する手段も備えているためうまく噛み合わせれば毎ターンドローも狙える。
【ジャックナイツ】ではカードの存在する縦列を増やしつつドローができるため相性が良い。
また、壊獣の送りつけのように相手の手札から特殊召喚された場合にも発動できる。
自壊の判定は自分ターンのみだが、ドローは相手ターンでもできる。
《バトルフェーダー》等の手札誘発や、相手ターンでもフィールドと手札を入れ替えられる【ドラゴンメイド】とも相性が良い。
ベアルクティは共通効果で自分・相手ターンに手札から特殊召喚を行い弱点の手札消費を補えるが、《ベアルクティ・ラディエーション》の方がドローしやすい。
- Vジャンプ2018年10月号の定期購読特典ペーパーで、海外先行カードの1枚として紹介されている。
曰く「【空牙団】などなら扱いやすいだろう」とのこと。
- イラストは、サメが周囲を周回している小島に空からパラシュートでピンポイントに着地(ランディング)しようとしている場面のようだ。
- イラストには、かつて(当時の情報が不足しており詳細な年代は不明だが、おそらく1989年頃)太陽自動機が展開していた子供向けメダルゲーム機「パラパラダイビング」と多くの類似点が見られ、元ネタである可能性が高い。
このゲームは飛行機からタイミングよく飛び降りてパラシュートで降下し、うまく島に着地することができると島に表示されている分のメダルが返ってくる(狭い島ほどメダルが多い)というもの。
ゲームの筐体にはゴーグルをつけて降下する少年、ヤシの木が一本だけ生えた島、海中から口を出すサメなどが描かれている。
- カード名の由来は「五点着地(五点接地転回法)」だろうか。
高所からの着地の衝撃を体の各部分に分散させる技であり、パラシュートで着地する際にも使われる。
- 原作・アニメにおいて―
漫画OCGストラクチャーズの「尚磨vsダーク黒田」(2戦目)において尚磨が使用。
ベアルクティとのコンボによるドローソースとして活躍した。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:相手がトーチトークン2体を特殊召喚して《トーチ・ゴーレム》を自分フィールドに特殊召喚しました。
この場合、自分は《一点着地》の(1)の効果を発動する事はできますか?
A:《トーチ・ゴーレム》は、自身のモンスターゾーンにトーチトークン2体を攻撃表示で特殊召喚した後に、相手のモンスターゾーンに特殊召喚を行います。
2つの特殊召喚は同時ではないので、手札から自分フィールドにモンスター1体のみが特殊召喚されたとして、《一点着地》の(1)の効果を発動する事ができます。(19/09/13)
Q:手札のモンスター1体と、エクストラデッキのペンデュラムモンスター1体をペンデュラム召喚しました。
この場合、自分は《一点着地》の(1)の効果を発動する事はできますか?
A:この場合、ペンデュラム召喚によって自分の手札とエクストラデッキのモンスターが同時に特殊召喚されていますので、《一点着地》の(1)の効果を発動する事はできません。(19/09/30)
Q:《ホップ・イヤー飛行隊》の効果により、《ホップ・イヤー飛行隊》を手札から特殊召喚し、続けてシンクロモンスターをシンクロ召喚しました。
この場合、自分は《一点着地》の(1)の効果を発動する事はできますか?
A:《ホップ・イヤー飛行隊》の効果は、効果処理として自身のみを手札から特殊召喚します。
その効果処理の完了後、ただちにシンクロ召喚が行われる事になります。
2つの特殊召喚は同時ではないので、手札から自分フィールドにモンスター1体のみが特殊召喚されたとして、《一点着地》の(1)の効果を発動する事ができます。(19/09/30)
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