《疫病ウィルス ブラックダスト/Ekibyo Drakmord》 †
装備魔法
このカードの装備モンスターは攻撃をする事ができない。
その装備モンスターのコントローラーの2回目のエンドフェイズ時、その装備モンスターを破壊する。
また、この効果で装備モンスターを破壊した場合、このカードを持ち主の手札に戻す。
Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した装備魔法。
装備モンスターの攻撃を封印しそのコントローラーの2回目のターン終了時に装備モンスターを破壊する効果を持つ。
基本は相手のモンスターに装備させて攻撃不能にし、あわよくば破壊効果を成功させるという使い方をする。
モンスターを破壊した後は手札に戻るため、実質的にノーコストでモンスターを除去する事になり、0:1交換が成立する。
しかし、装備モンスターを破壊するまでの時間差が大きく、モンスター除去が目的ならば《地砕き》等で十分である。
加えて、装備モンスターがフィールドを離れ、装備対象不在で破壊された場合にはバウンスも起こらない。
現在はシンクロ召喚やリンク召喚などで自発的にモンスターをフィールドから離すのは容易で、破壊効果を発動するのは難しい。
攻撃抑制が目的としても、戦闘補助も可能な《魔界の足枷》や、モンスター効果の無効化も可能な《デモンズ・チェーン》などが存在するため、このカードを採用する利点に乏しい。
- 「疫病」については《疫病》を参照。
- 英語名は「疫病」の部分だけがローマ字になっている。
「Drakmord」はスウェーデン語で「竜殺し」を意味する。
- 2021年2月、社会情勢を受け《疫病》が臨時禁止カードとなったがその名を含むこちらは特に規制されていない。
- 原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSの「財前葵/ブルーエンジェルvsバイラ」戦でバイラのデッキに確認できる。
ブルーエンジェルのスキル「トリックスター・フロード」によって1枚目にドローされ、使用する機会がないままターン終了時に手札から除外された。
なおテキストは現在OCGに存在しない第10期仕様となっている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:装備モンスターのコントロールが《強制転移》で移動した場合、どうなりますか?
また、《移り気な仕立屋》で装備モンスターを変更した場合はどうなりますか?
A:どちらの場合も、ターンのカウントはリセットされ1から数え直しとなります。
Q:破壊効果はチェーンブロックを作りますか?
A:はい、チェーンブロックを作ります。(08/11/25)
Q:手札に加える効果はチェーンブロックを作りますか?
A:はい、チェーンブロックを作ります。(10/10/12)
Q:モンスター破壊時にこのカードは墓地へ送られますが、それはコストですか効果ですか?
A:ルール上の処理として墓地へ送ります。
効果処理時にモンスターの破壊と同時に墓地へ送られます。(11/04/23)
Q:この効果で装備モンスターが破壊されてこのカードが除外された場合でも手札に戻りますか?
A:はい、手札に戻ります。(10/10/12)
Q:このカードおよび効果の発動に対して、《スターダスト・ドラゴン》の効果を発動して無効にできますか?
A:カードの発動の時点では、破壊する処理が無いため発動できません。
破壊効果に対してはチェーンブロックを作るので発動できます。(11/03/05)
Q:《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》など、効果によっては破壊されないモンスターに対して装備した場合、破壊効果はどのような処理になりますか?
A:2回目のターン終了時以後もこのカードが装備されたままになり、手札には戻りません。(11/05/20)
Tag: 《疫病ウィルス ブラックダスト》 魔法 装備魔法