炎魔刃(えんまじん)フレイムタン》

リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/戦士族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
炎属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの表側表示の魔法・罠カードは相手の効果では破壊されない。
(2):自分の除外状態の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの効果を発動できない。

 遊戯王OCGストラクチャーズ 第7巻 付属カードで登場した炎属性戦士族リンクモンスター
 自分表側表示魔法・罠カード相手からの効果破壊耐性を付与する永続効果除外状態の炎属性1体をサルベージする起動効果を持つ。

 リンク素材リンクマーカー《ドリトル・キメラ》と同じであり、リンク召喚の方法等はあちらを参照。

 (1)は表側表示魔法・罠カード破壊耐性を付与する効果
 自分表側表示魔法・罠カード除去から守ることができる。
 ただし、このカード自体が耐性を持たない低ステータスモンスターである点がネック。
 《安全地帯》で相互に守り合うこともできるが、サンドバッグにされる危険がつきまとう。
 《月鏡の盾》なら低い攻撃力を補って戦闘破壊の危険性をなくせる。
 (2)は毎ターン使えるため、これらとコンボし維持を狙う価値もそれなりにあるだろう。

 最も効果的なのは《御前試合》《群雄割拠》等の永続カードロックカードを守る運用だろう。
 例えば【ヴォルカニック】ボムトークン送りつけ《御前試合》の維持で炎属性以外の展開を封じることができ、この耐性付与を十分活かすことができる。

 (2)は除外されている炎属性サルベージ
 手札加えたモンスターはそのターン効果発動できないが、アドバンテージを稼げる。
 【炎属性】では除外されるギミックを持つものが多いため、殆どのデッキサルベージ先には困らないだろう。
 なお、制約は回収後に生じるものであり、発動前に効果を使用する分には問題ないため、墓地から除外して発動したものはそのターン中に回収できる。

 《灰流うらら》等の手札誘発であれば、次の相手ターンの妨害に用いることで発動できないタイムラグを減らせる。
 《転生炎獣スピニー》等のフィールド離れる場合に除外されるモンスターとは相性がよく、リンク素材にしたそれらを回収することで再び展開を狙える。
 【インフェルノイド】においても、特殊召喚時のコストにしたインフェルノイドサルベージできる点で相性が良い。
 インフェルノイド特殊召喚効果ではなく効果外テキストによる召喚条件であるため、展開だけならばサルベージしたものをそのターンに出す事も可能。
 《焔聖騎士−リナルド》の(1)のような分類されない効果インフェルノイド特殊召喚発動を伴わないため、これらをサルベージすれば連続リンク召喚に繋がる。
 また効果の発動制限は手札加えた場合にのみかかるため、エクストラデッキ戻せばそのターン中でもそのモンスター効果の利用は可能。

  • 「フレイムタン(Flame Tongue)」は直訳すると「炎の舌」を意味するが、創作物では火属性の魔法剣として登場することが多い。
    「Tongues of fire(炎のような舌)」という元々は新約聖書『使徒言行録』に登場する描写が語源の、英語で「炎」を指す慣用表現が由来と考えられる。
    初出はTRPG『アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ』における魔法剣「Flame Tongue」である。
    日本ではD&Dの影響の色濃い『ウィザードリィ』『ファイナルファンタジー』といったゲームシリーズに取り入れられたことで知名度を得るようになった。

収録パック等


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