《華信龍−ノウルーズ・エリーズ/Nowru Aries the Vernal Dragon》 †
効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2000/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、
手札からレベル5以上のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
Vジャンプ(2021年5月号) 付属カードで登場した風属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
手札のレベル5以上を墓地へ送る事で自己再生できる起動効果、戦闘または相手の効果による破壊をトリガーに相手フィールドのカード1枚を除外できる誘発効果を持つ。
(1)は手札コストを払っての自己再生。
レベル5以上という指定により、それら上級・最上級モンスターを多く採用するデッキで活用する事になる。
攻撃力は高くないのでアタッカーとして使うよりは各種素材やコストに用いるのが主目的となるだろう。
エクシーズ素材に使えば除外も防げるので、【ランク7】では墓地に1枚存在すれば毎ターンのエクシーズ素材1体分を確保できる有用な効果となる。
特に《黒熔龍騎ヴォルニゲシュ》を採用する場合はドラゴン族をエクシーズ素材に持たせたいため、出しやすいこのカードの有用性も上がる。
使い捨てになってしまうが、(2)の為に自爆特攻を行うのも手。
【アームド・ドラゴン】とは相性がよく、レベル・種族・属性のサポートを共有可能。
アームド・ドラゴン・サンダーの(2)のコストとして墓地へ送る事ができ、逆にアームド・ドラゴン・サンダーをコストに蘇生すればあちらの(3)を発動できる。
【アームド・ドラゴン】ではランク7も狙いやすく、継続的にアームド・ドラゴン・サンダーの効果トリガーにしつつ蘇生を繰り返せる。
(2)は相手フィールドのカード1枚の除外。
トリガーは基本的に受動的だが、攻撃力が高くないので自爆特攻で能動的に満たす事もできなくはない。
対象こそ取るものの、カードの種類や裏表を問わない除外なので除去性能としてはそれなりに高い。
自爆特攻すれば発動がダメージステップ終了時になるため相手の妨害も受けにくい。
破壊される場所はフィールドに限定されないため、《神の警告》で無効にされ破壊された場合や《連鎖破壊》でも発動する。
- 「ノウルーズ」とはイラン歴における元日であり、春の始まりを祝う祭りでもある。
日本で言う春分の日に相当し、イラストのモンスターの頭が桜の木の様になっているのも春をイメージしたものであろう。
- このカードの発売される3月19日の翌日が2021年の春分の日である。
- 「エリーズ」は黄道十二宮の白羊宮(英語で「Aries」)が元ネタだろうか。
春分点は白羊宮にあり、イラストのモンスターにも羊の様な角が確認できる。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは、TCGのカード化に先駆けて英語名が実装されていた。
収録パック等 †
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