《海造賊−拠点/Plunder Patroll Shipyarrrd》 †
フィールド魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドの「海造賊」モンスターの攻撃力は、
自分の魔法＆罠ゾーンの「海造賊」カードの数×５００アップする。
(2)：自分メインフェイズに、手札を１枚捨てて発動できる。
デッキから「海造賊−拠点」以外の「海造賊」カード１枚を手札に加える。
(3)：このカードが墓地に存在する場合、
自分の魔法＆罠ゾーンの「海造賊」カード１枚を対象として発動できる。
このカードを自分フィールドにセットし、対象のカードを持ち主の手札に戻す。
WORLD PREMIERE PACK 2020で登場したフィールド魔法。
魔法＆罠ゾーンの海造賊カードの数×500海造賊を全体強化する効果、手札を１枚捨て海造賊カードをサーチする効果、墓地のこのカードをセットし、魔法＆罠ゾーンの海造賊カードを手札に戻す効果を持つ。
(1)は海造賊の全体強化。
強化値は魔法＆罠ゾーンの海造賊カードの数×500と全体強化カードとしては非常に大きい。
当然装備カード扱いの海造賊モンスターカードも含まれるため、1000以上の強化も難しくはない。
海造賊の元々の攻撃力は全体的に低めなので、この効果でサポートしていきたい。
特に装備カードを装備するとディスアドバンテージ無しで制圧できるエクストラデッキの海造賊モンスターの維持を狙う場合は是非とも併用したい。
(2)は海造賊カードをサーチする効果。
コストとして手札を１枚捨てる必要があるが、海造賊下級モンスターの多くが持つ墓地へ送られた場合の効果のトリガーに利用できる。
《海造賊−進水式》や《海造賊−祝宴》を直接墓地へ送って墓地での効果に繋げるのもいい。
(3)は墓地のこのカードをセットし、魔法＆罠ゾーンの海造賊カードを手札に戻す効果。
《海造賊−象徴》ならすぐに再装備できるので、ほぼノーコストで利用できる。
魔法＆罠ゾーンの海造賊モンスターカードでもよく、手札に戻した後に(2)のコストにすれば墓地へ送られた場合の効果を利用できるようになる。
ただ、エクストラデッキの海造賊モンスターに装備したモンスターカードを戻した場合、効果の強化が受けられなくなるので戻す対象はよく考えたい。
容易に装備カードになれる《海造賊−赤髭の航海士》を戻すなど、再装備の手段は用意しておきたい。
- 「シップヤード(Shipyard)」とは、日本語で「造船所」を意味する。
- 英語名でShipyardの「r」が「rrr」となっているのは、映画『宝島』において海賊が「Arrr！」と唸り声をあげていたのが由来だろう。
「rrr」と伸ばすのは海賊の象徴としてその後の創作に影響を与えている。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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