遊戯王カードWiki - 《海造賊

《海造賊(プランドロール)－象徴(エンブレム)/Emblem of the Plunder Patroll》 †

装備魔法
「海造賊」モンスターにのみ装備可能。
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：装備モンスターの攻撃力は５００アップし、相手の効果の対象にならない。
(2)：装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。
お互いのフィールド・墓地のモンスターのいずれかと同じ属性を持つ
「海造賊」モンスター１体をＥＸデッキから特殊召喚する。
その後、このカードを装備していたモンスターを、
その特殊召喚したモンスターに攻撃力５００アップの装備カード扱いとして装備する。

　WORLD PREMIERE PACK 2020で登場した装備魔法。
　装備モンスターに単体強化と対象耐性を付与する効果、装備状態の自身を墓地へ送り、フィールド・墓地に同属性が存在する海造賊をエクストラデッキから特殊召喚し、装備モンスターを装備させる効果を持つ。

　(1)は単体強化と対象耐性の付与。
　エクストラデッキの海造賊、特に効果の有用性は高いがステータスが低い《海造賊－双翼のリュース号》の維持に役立つ。
　一方、下級モンスターに装備した場合は早々に(2)を発動する事が多いので、この効果は実質使われない事になる。

　(2)はエクストラデッキから海造賊を特殊召喚する効果。
　一部の海造賊モンスターが持つ効果と異なり、自分のフィールド・墓地も参照とする。
　メインデッキの海造賊及びリンクモンスターの《海造賊－キャプテン黒髭》は同じ水属性であり、発動できない事はまずないだろう。
　ただ、あちらを出しても追加の装備カード化と500の強化が活きにくく、後の展開が続きにくい。
　それ以外の海造賊は海造賊カードを装備していると追加効果が強化されるため、できる事ならばそれらを展開したい。
　幸い光属性・闇属性は汎用カードが多く、炎属性も《灰流うらら》の存在により自分から墓地に用意するのは難しくない。

【海造賊】同士のミラーマッチでは、相手の海造賊に装備することで自分のエクストラデッキの海造賊を展開しつつ相手の海造賊を除去するカードとなる。
また、「相手の効果の対象にならない」は「このカードのコントローラーから見て相手」なので、装備された相手の海造賊はそのコントローラーの効果の対象にできなくなる。

自分の海造賊モンスターがコントロール奪取された場合に処理するカードとしても使える。
逆に【海造賊】を相手にする場合、海造賊モンスターをコントロール奪取するとこのカードで対処される可能性がある事を覚えておこう。

元々は、TCG版Eternity Codeで追加された12種の海外新規カードの内の１枚である。

イラストでは、《海造賊－金髪の訓練生》が《海造賊－キャプテン黒髭》から望遠鏡を受け取っている。
この望遠鏡は《海造賊－金髪の訓練生》以外のレベル４海造賊すべてに描かれている。
カード名の通り、この望遠鏡は海造賊の象徴であり、仲間の証なのだろう。
『マスターデュエル』でのストーリーによれば、この望遠鏡は見習いが一人前として認められた時にキャプテンから送られるものとのこと。