《皆既月蝕の書/Book of Lunar Eclipse》 †
速攻魔法
(1):手札を1枚捨て、フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
LIGHTNING OVERDRIVEで登場した速攻魔法。
手札コストを払ってフィールドの表側表示モンスター2体を裏側守備表示にする効果を持つ。
手札コストの代わりに対象にできるモンスターが増えた《月の書》。
できることに関してはあちらと基本的に変わらないためあちらを参照したい。
あちらと比較して2体裏側守備表示にできるため、あちら以上に大きな効力が期待できる。
しかし手札コストが必要であり、必ず2体対象にする必要がある。
特に後者により小回りが利きにくいため、汎用性としてはどうしてもあちらに分がある。
複数体裏側守備表示にする速攻魔法としては《皆既日蝕の書》も存在する。
あちらと比較した場合あちらは対象をとらない効果であり、なおかつ相手モンスターが何体存在しても対応できる。
一方このカードは自分のモンスターを巻き込む心配が少なく、ドローされるデメリットも存在しない。
また《灰流うらら》にチェーンされない点も運用上では大きな利点になるだろう。
- 間違えやすいが、「皆既月食」ではなく「皆既月蝕」である。
宣言の際は問題ないが、検索する際は注意。
- 「月蝕(月食)」とは太陽−地球−月が一直線に並ぶことで月が地球の影に隠れる天文現象のことであり、その中でも月の全体が隠れるものを「皆既月蝕(皆既月食)」という。
日蝕とはよく似た名称だが、原理は異なる。
《皆既日蝕の書》とは違い効果に《太陽の書》を意識した要素がないが、月蝕では太陽は視認しないからだろうか。
関連カード †
収録パック等 †
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