覚醒(かくせい)勇士(ゆうし) ガガギゴ/Gagagigo the Risen》

エクシーズモンスター
ランク4/水属性/爬虫類族/攻2950/守2800
レベル4モンスター×3

 ABYSS RISINGで登場した水属性爬虫類族エクシーズモンスター
 《ガガギゴ》系列のモンスターで、効果を持たないエクシーズモンスターである。

 エクシーズ素材が3体必要なランク4としては、最高のステータスを持つ。
 しかし、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》などを始め、このカードよりも高打点を出せるモンスターは多く存在している。

 効果モンスター以外のモンスターなのでそのサポートを受けることができる。
 とはいえ、《ジェムナイト・パール》と比べ出しにくいのが難点で、その利点を活かすのは厳しい。

 一応、フリーチェーン無効効果発動できる《神竜騎士フェルグラント》戦闘破壊できる数少ないモンスターではある。
 ただし、エクシーズ素材を揃えるためのモンスター効果無効にされてしまう可能性があり、その利点は活かしにくい。
 実際に進んで採用を検討できるのは、3体素材を出す事に意義のある【光天使】のようなごく一部のデッキぐらいである。
 《神竜騎士フェルグラント》の対策ならば、他にも罠カードなども存在するため、エクストラデッキを圧迫して投入したいかは微妙なところである。

 《暴君の自暴自棄》等で効果モンスターを封じる戦法を取る場合には、《ジェムナイト・パール》ともども採用を検討できる。
 《暴君の自暴自棄》を扱いやすい通常モンスター主体のペンデュラム召喚デッキではレベル4が多い事から出す事は難しくない。
 《ジェムナイト・パール》では倒せない《スクラップ・デスデーモン》《メタファイズ・アームド・ドラゴン》《ジェムナイト・ジルコニア》のようなある程度採用されうる効果モンスター以外のモンスター戦闘破壊する事ができる。

 《デモンズ・チェーン》などには引っかかってしまうが、《エクシーズ・リモーラ》を扱うデッキではエクシーズ召喚の負担を大きく軽減できる。
 1ターンキル性は落ちるが、次点の《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》では相打ちになってしまうものも存在するので、エクストラデッキの選択肢としてはある程度有効である。
 また、《ダブルフィン・シャーク》《セイバー・シャーク》効果を使用したターンでは、《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》相手フィールド水属性が存在しない場合はバニラ同然となるためこちらが良い。

  • 「勇士」とは勇気のある者、つまり英雄や勇者の事をいい、英語では「HERO」という。
    英語名の「The risen」は「帰ってきた」「蘇った」などの意味を持つ。
    改造された末、暴走した《ゴギガ・ガガギゴ》から《ガガギゴ》の本来の心を取り戻した、という事なのかもしれない。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメZEXALII(セカンド)の「遊馬&アンナvs羽原飛夫&海美」戦において飛夫と海美が使用した通常罠《エクシーズ・コート》のイラストに描かれている。

関連カード

―《覚醒の勇士 ガガギゴ》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


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