《奇異界開/How Did Dai Get Here?》 †
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのモンスターが相手の攻撃・効果で破壊された場合に発動できる。
同名カードがフィールドゾーンに存在しないフィールド魔法カード1枚をデッキから自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
その後、デッキからカード名が異なるモンスター5体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りをデッキに戻す。
WORLD PREMIERE PACK 2023で登場した通常罠。
自分モンスターが相手に破壊された場合に同名カードの存在しないフィールド魔法を表側表示で置き、さらにデッキの特殊召喚可能なモンスター5種類を選択してその中からランダムで選ばれた1体を特殊召喚する効果を持つ。
トリガーは受動的ではあるものの、破壊されれば戦闘・効果どちらでもよいため、それなりに満たしやすい。
まず第一の処理としてフィールドゾーンに同名カードの存在しないフィールド魔法を置く。
発動ではなく直接置くため、発動条件や《オレイカルコスの結界》の効果外テキストなどは無視できる一方、カードの発動時の効果などは適用できない。
また、フィールド魔法を1種類しか採用せずそれを既に発動している場合にはこのカードが腐ってしまう。
第二の処理としてデッキから特殊召喚可能なモンスターを5種類選び、その中から1体を特殊召喚する。
デッキに特殊召喚可能なモンスターが5種類残っている必要があるものの、手札誘発モンスター等も含めれば終盤でも発動できない事態は起こりにくい。
とはいえ、特殊召喚したモンスターには効果や攻撃に制限もないため、できれば効果や戦闘でアドバンテージを稼げるようなモンスターの特殊召喚を狙いたい。
運任せでも良いように、アドバンテージに繋がるカードがデッキ内に多種類残っていることを期待できるかが重要と言えるだろう。
- モチーフは2010年代以降のアニメ・漫画・小説でよく見られる「異世界転生モノ」作品だろう。
主人公が元いた世界で死亡し、その記憶を保ったまま別の世界の別の人間として生まれ変わり活躍する、というのが一般的なストーリー。
このカードの効果は「モンスターが破壊(死亡)すると、知らないフィールド魔法の発動した未知の世界に、ランダムな誰かの姿で転生する」というデザインになっている。
- 日本語版カード名は四字熟語「奇々怪々」の捩りだろう。
「奇異界開」は「奇妙な異世界への扉が開いた」という意味も読み取れる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:《虚無魔人》等がモンスターゾーンに存在し特殊召喚できない時に発動する事ができますか?
A:いいえ、できません。(23/09/23)
Q:この効果で《虚無魔人》等のように自身を特殊召喚できないモンスターをデッキから選んで相手に見せる事ができますか?
A:いいえ、《虚無魔人》をデッキから選ぶ事はできません。(23/09/23)
Q:《エクソシスター・マルファ》の(1)の効果を発動して「エクソシスター」モンスターしか特殊召喚できない状況で、「エクソシスター」以外のモンスターをデッキから選ぶ事はできますか?
A:いいえ、「エクソシスター」以外のモンスターをデッキから選ぶことはできません。(23/09/23)
Q:特殊召喚モンスターを選ぶ事はできますか?
A:特殊召喚方法がカードの効果であること以外に指定がない《ライトロード・アーチャー フェリス》等は選べますが、召喚条件を持つ特殊召喚モンスターは選べません。(23/09/23)
Tag: 《奇異界開》 罠 通常罠