《機械じかけのマジックミラー/Magical Trick Mirror》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に、相手の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(2):墓地のこのカードを除外し、手札及び自分フィールドにセットされたカードの中から、
「死者蘇生」1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の墓地から「オベリスクの巨神兵」1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
この効果を相手ターンに発動した場合、
このターンこの効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに存在する限り、
攻撃可能な相手モンスターはそのモンスターを攻撃しなければならない。
遊戯王OCGデュエルモンスターズ 25th ANNIVERSARY ULTIMATE KAIBA SETで登場した通常罠。
相手の攻撃宣言時に相手の墓地の魔法カードをセットする効果、手札・セットカードの中から《死者蘇生》を墓地へ送ることで《オベリスクの巨神兵》を蘇生し、相手ターン中の場合はそのモンスターへ強制攻撃させる効果を持つ。
ほぼ「《オベリスクの巨神兵》版《暗黒の魔再生》」と言ったカードで、(1)の効果、(2)のコストと、神の蘇生である事が一致する。
あちらは罠カード自体の効果、こちらは《オベリスクの巨神兵》の(5)の効果によるものだが、蘇生した神がエンドフェイズに自壊するのも同じ。
そのため、(1)の使用方法や(2)のコストの調達法などについては、あちらのページを参照。
なお、《スキルドレイン》などが存在するなら《オベリスクの巨神兵》の(5)の効果は無効化されるため、維持できる。
(2)は《オベリスクの巨神兵》を守備表示で出し、攻撃を強制する効果。
自分のターンで使うことも可能だが、自分のターンであれば《死者蘇生》で《オベリスクの巨神兵》を蘇生して攻撃することが可能なので、この効果は基本相手ターンで使うことになる。
フリーチェーンで使えるため、バトルフェイズ中に使えば反射ダメージや他のモンスターを守ることが可能となる。
もっとも、《オベリスクの巨神兵》を戦闘破壊されたり、対象をとらない除去を受けて壁にできない可能性もある。
攻撃力の低いトークンを送りつけて攻撃を強制し、反射ダメージで勝つという手もあるか。
一応、《死者蘇生》を握ってなくてもこのカードと《オベリスクの巨神兵》が墓地に存在する場合なら攻撃を牽制することも狙える可能性はある。
《オベリスクの巨神兵》を蘇生させ壁にするなら《絶対なる幻神獣》という手もある。
あちらは攻撃宣言時にしか使えないが、手札コストは《死者蘇生》以外でも良く、エンドフェイズに除去も可能。
- 「マジックミラー」とは、一般的には「表側からは映したものを反射させる鏡の役割を持つが、裏側からは映したものを透過させるガラスのような役割を持つ鏡の一種」を指す。
ただ、イラストや原作での効果から、カード名の「マジックミラー」は一般的なそれを指すのではなく、「魔法を映し出す、あるいは反射する鏡」というニュアンスのようである。
- OCGでは《暗黒の魔再生》と同様、処理が複雑になるためかセットするだけにとどめている。
(2)の効果は上記の「闇遊戯vs海馬」戦の流れを再現するものとなっている。
関連カード †
収録パック等 †
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