《凶導の白き天底/Dogmatika Alba Zoa》 †
儀式・効果モンスター
星12/光属性/魔法使い族/攻4000/守4000
「凶導の福音」により降臨。
このカードは「ドラグマ」カードの効果でしか儀式召喚できない。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「ドラグマ」モンスターは相手が発動した融合・S・X・リンクモンスターの効果を受けない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手は以下の効果から1つを選んで適用する。
●自身のEXデッキのカード2枚につき1枚、自身の手札・EXデッキからカードを選んで墓地へ送る。
●自身のフィールドの融合・S・X・リンクモンスターを全て持ち主のEXデッキに戻す。
PHOTON HYPERNOVAで登場した光属性・魔法使い族の儀式モンスター。
ドラグマの効果でのみ儀式召喚できる召喚制限、ドラグマモンスターに相手の融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターの発動した効果を受けない耐性を付与する永続効果、相手に2つの効果から1つ選ばせ適用する起動効果を持つ。
召喚制限によりドラグマ以外のカードでは儀式召喚できないため、【ドラグマ】以外で儀式召喚を行うのは少々難しい。
一般的な【儀式召喚】に採用する場合はドラグマ儀式魔法とそれをサーチできるカードを出張採用するのが望ましい。
レベル12と大きいが、《凶導の福音》でエクストラデッキからレベル12を墓地へ送ることでディスアドバンテージを抑えられる。
(1)はドラグマモンスターへの耐性付与。
エクストラデッキから特殊召喚されるモンスター全般の発動する効果を受けなくなる。
メインデッキのモンスター相手には無意味であり、また発動する効果を受けないだけなので永続効果によるロック抜けなどはできない。
それでもモンスター効果にかなり強くなるのは間違いなく、大型の儀式モンスターとしては除去による損失を被りにくいのはありがたい。
なお、フィールド以外で発動した効果に対しても耐性は有効である。
これによりドラグマカード特有の効果で相手が《旧神ヌトス》等を墓地へ送ってしまっても、ドラグマモンスターがしっぺ返しを食らうことがなくなる。
(2)は相手に2つの効果から1つ選択させて適用する効果。
1つ目の効果はエクストラデッキか手札の墓地送り。
エクストラデッキが十分に豊富な場合にはエクストラデッキか手札を大きく削れる。
特に先攻1ターン目など相手フィールドに融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターが存在しない場合は強制的にこちらのみの選択となり、大きなエクストラデッキ破壊か手札破壊を強要できる。
逆にエクストラデッキの枚数が少なくなった中盤以降ではこちらを選ばれることでこの効果自体が機能しにくくなるだろう。
2つ目の効果は融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターのバウンス。
相手がエクストラデッキから展開したモンスターを全体除去できるが、上述の通り展開しエクストラデッキが減っている場合には1つ目の効果が選択されやすいのが難点。
- 「天底」は《天底の使徒》同様に、"ホール"を意味するものと推察される。
- 「ゾア」(“zoa”)とは、「生き物・動物・獣」の複数形を意味するギリシア語。
- ウィリアム・ブレイクの神話作品では「Zoa」を「能力・属性・要素」を表す単数名詞として扱っており、人祖アルビオンから分かれた4つのゾアが主要人物として描かれている。
カード名の「天底」に位置するゾアという点では、アーソナ(Urthona)が該当する。
創造力を表す鍛冶師のゾアであり、土を司り、堕落した後はロスへと変化する。
関連カード †
―イラスト関連
―《凶導の白き天底》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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