《極星邪狼フェンリル/Fenrir the Nordic Wolf》 †
特殊召喚・効果モンスター
星10/闇属性/獣族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分メインフェイズ2に、フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に
手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚できる。
(1):フィールドに「極神」モンスターが存在しない場合にこのカードは破壊される。
(2):自分バトルフェイズ開始時に発動する。
自分フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。
(3):このカードの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。
EXTRA PACK 2015で登場した闇属性・獣族の特殊召喚モンスター。
極神が存在する場合に相手フィールドに特殊召喚する召喚条件、極神が存在しない場合自壊する永続効果、表示形式を変更させる誘発効果、お互いのプレイヤーが戦闘ダメージを受ける永続効果を持つ。
極神が存在しないと特殊召喚も維持もできない。
極神の維持に利用できる《神縛りの塚》を併用すれば一応このカードも自壊はしなくなる。
(2)はバトルフェイズ開始時に攻撃表示への変更を強制する効果。
《極星邪龍ヨルムンガンド》とこのカードを相手フィールドに並べる事で、《極星邪龍ヨルムンガンド》を攻撃表示にしてバーンを行うコンボが可能。
しかし、そのためにわざわざ攻撃力4000のこのカードを送りつけるのはデメリットの方が大きく、リンク素材などにされてしまう可能性が高い。
バトルフェイズに入るかどうかは相手が任意で決められるため、《重力解除》や《エネミーコントローラー》を使った方が確実に攻撃表示にできる。
(3)はこのカードが戦闘ダメージを与える場合、それを相手にも与える効果。
しかしこのカードはメインフェイズ2でしか特殊召喚できないため、このカードで戦闘するかどうかを先に選べるのは相手である。
またこのカードの攻撃力は極神を戦闘破壊可能かつ僅かな差であるため、自分フィールドの極神を攻撃されれば少ない戦闘ダメージしか与えられずにこのカードを自壊で処理されてしまう。
こちらから自爆特攻させようにも相手ターンを経ることになり、都合よく相手が残してくれないと不可能である。
総じて使いにくさが目立ち、【極星】でもあえて採用する意義は見出し難い。
送りつけた後、《洗脳解除》で奪い返す手もあるが、そこまでするのなら壊獣を使う方が楽である。
注目すべきは、メインデッキに投入できる獣族としては最大の攻撃力を持つ点であり、《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の融合素材にすれば、実に4000のバーンダメージを発生させられる。
ただしフィールドに出すのが非常に難しい事から《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の固有召喚条件は使えないため、融合召喚を狙う必要がある。
《神の桎梏グレイプニル》でサーチできる事から手札融合もしやすく、極星獣との混成デッキにすれば《融合》を持て余す事も少なくなる。
《極星天ヴァナディース》や《終末の騎士》等でデッキから墓地へ送る事もできるため、《龍の鏡》で墓地融合を狙う手もあるが、やはり事故要因になりやすいため、ある程度デッキを調整したい。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《青眼の白龍》と自分フィールドのこのカードが戦闘を行います。
《スピリットバリア》が存在し、自分へのダメージが0となる場合、戦闘ダメージはお互いどのように受けますか?
A:どちらも戦闘ダメージを受けません。(17/02/11)
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