《結束と絆の魔導師/Magicians of Bonds and Unity》 †
特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にカードが25枚以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
(1):相手の墓地にカードが25枚以上存在する限り、このカードの攻撃力・守備力は2500アップする。
DUELIST NEXUSで登場した光属性・魔法使い族の特殊召喚モンスター。
自分墓地のカードが25枚以上の場合のみ特殊召喚できる召喚条件、相手墓地のカードが25枚以上の場合にステータスが2500自己強化される永続効果を持つ。
召喚条件を満たすにはかなり意図的な墓地肥やしが求められる。
ただ、ランダム墓地肥やしを行う場合はこのカード自身も墓地へ送られやすいため、何らかのサルベージ手段も併用したい。
自分の墓地を溜めるだけならばともかく、モンスター効果の条件を満たすには相手の墓地も潤沢でなければならない。
デッキ破壊を行えば能動的に満たせはするが、それは相手に墓地リソースを与える諸刃の剣でもある。
下手に猶予を与えると溜まった墓地リソースを使われて一気に攻め込まれかねないため、可能な限り条件を満たしたターンに展開・攻撃して勝負を決めたい。
攻守5000のステータスならば大きな戦闘ダメージが期待でき、モンスター除去と併用すれば初期ライフの半分以上を奪える。
特殊召喚に同名カードの制限はないため、1ターンに複数を展開すれば1ターンキルも視野に入る。
【現世と冥界の逆転】は性質上お互いの墓地の枚数を要求するため、ギミックを流用しやすい。
《隣の芝刈り》やライトロードなど墓地の枚数優先で墓地肥やしを採用するデッキでは特殊召喚までは狙える。
ただし、墓地肥やしで攻撃力の高いモンスターが欲しい場合は《カオス・ネクロマンサー》も存在し、あちらは墓地のモンスター17枚で攻撃力5100とこのカードよりも少ない墓地要求で高い攻撃力を得られる分全体的に扱いやすい。
このカードを利用する場合は、魔法・罠カードもカウントできる事や、自己特殊召喚できる点を活かしたい。
一番の問題は、これだけのお膳立てが必要にもかかわらず、条件を満たしても「特殊召喚できる攻撃力5000」でしかない点である。
耐性を含むその他の効果を一切持っていないため、攻撃を通すにはさらに他のカードのサポートが必要となる。
さらに1枚では1ターンキルできないため、2体用意したり、他の攻撃力上昇効果を用意する必要もある。
だが、25枚まで自他の墓地を肥やした上で、さらにそれらのサポートカードまで用意しておくのは非常に難しい。
そもそもそこまで相手の墓地を肥やせるなら、デッキ破壊でそのまま勝負を決めてしまった方が確実である。
- 記念カードということで、DUELIST NEXUS以降に発売予定の12期基本パックにも、それぞれの商品に合わせた限定バーションで収録される。
イラスト全体の構図や基本パーツは同一だが、背景および服装・杖の装飾品の色が、そのパックの色に応じて変わっている。
- 特別な記念カードの収録自体は《万物創世龍》の前例があるが、あちらは1度きりの収録で極めて希少であるのに対し、こちらは仕様に拘らなければ入手手段は多くなっている。
仕様違いとは言え、同一カードが基本パックに続けて収録され続けるのは史上初である。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《結束と絆の魔導師》 モンスター 特殊召喚モンスター 効果モンスター 星8 光属性 魔法使い族 攻2500 守2500 正規の方法以外での特殊召喚不可