《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト/Bloom Harmonist the Melodious Composer》 †
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/天使族/攻1000
【リンクマーカー:左下/右下】
天使族モンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキからレベルが異なる「幻奏」モンスター2体をこのカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「幻奏」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードのリンク先の「幻奏」モンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
LINK VRAINS PACK 3で登場した光属性・天使族のリンクモンスター。
リンク召喚に成功した場合にレベルの異なる幻奏2体をリンク先にリクルートする誘発効果、リンク先の幻奏の攻撃時に相手の効果の発動を封じる永続効果を持つ。
リンク素材は天使族モンスター2体だが(1)の効果を発動する場合、その誓約効果により幻奏モンスターしか特殊召喚できない。
そのため1ターンでリンク召喚して(1)の効果を発動する場合、最低でも1体は幻奏モンスターの特殊召喚によりリンク素材を用意する必要がある。
《幻奏の歌姫ルフラン》やそれをリクルートできる《独奏の第1楽章》、あるいは《オスティナート》で《幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ》を融合召喚すれば1枚から2体が並ぶため、このカードのリンク召喚まで繋がる。
リンク素材としての《幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ》は墓地へ送られた場合の効果を持つ点でも相性がよく、このカードの(1)と同時に発動するため、(1)をチェーン1・あちらをチェーン2とすることで大敵である《灰流うらら》を回避できる。
その他、緩い条件で特殊召喚できる《幻奏の音女ソナタ》・《幻奏の音女カノン》は好相性と言える。
例外的に《幸魂》での展開ならば、特殊召喚扱いではないので幻奏モンスターの特殊召喚手段が無くともリンク素材を揃えられる。
(1)はレベルの異なる幻奏モンスター2体をリクルートする効果。
守備表示でリクルートするためアタッカーにはならないが、効果も無効にならないため、この効果だけで《幻奏の音女アリア》と《幻奏の音女エレジー》によるロックを行える。
《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》と《幻奏の歌姫ソプラノ》ならば効果でリンク素材や手札コストにした幻奏を即座にサルベージできる。
特に後者はその後に幻奏の融合召喚に繋ぐ事もでき、攻撃力の低いこのカードの処理にも役立てる。
2体のリクルートという非常に強力な効果だが、幻奏モンスター以外の特殊召喚を行えない重い誓約効果がある。
妨害にもあいやすく、《灰流うらら》などに効果を無効されるだけでなく、効果処理時にリンク先を参照するため、《幽鬼うさぎ》などで除去された場合にも不発になる。
発動を無効にされた場合誓約効果は適用されないが、効果を無効にされた場合や不発になった場合は、誓約効果は適用されるため非常に厳しい状況に陥る。
(2)はリンク先の幻奏モンスターが攻撃を行う際に相手の効果の発動を封じる効果。
安全に攻撃を行うことができるためあって困る効果ではない。
自身含めリンク先以外の幻奏モンスターには適用されず、攻撃する場合に限定されてる点には注意。
低攻撃力故に相手ターン棒立ちさせると大ダメージを受けやすく、《幻奏の歌姫ソプラノ》や《幻奏の音女タムタム》を特殊召喚して融合素材にすることで処理したい。
《幻奏の音女アリア》で戦闘破壊耐性を付与した場合、サンドバッグにされる恐れがあるため補う手段を用意しておきたい。
《オネスト》等の戦闘補助手段か、《天空の聖域》といったダメージから守る手段などが考えられる。
- 「楽聖」とはきわめてすぐれた音楽家をたたえていう称。
関連カード †
収録パック等 †
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