《幻蝶の護り/Butterspy Protection》 †
通常罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター１体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側守備表示にする。
このカードを発動したターン、自分が受ける全てのダメージは半分になる。
コレクターズパック−ZEXAL編−で登場した通常罠。
モンスター１体を表側守備表示にし、自分のダメージを半減させる効果を持つ。
攻撃モンスターを守備表示にして守る場合では戦闘ダメージを受けにくく、２つの効果がかみ合っていない。
モンスターを守備表示にするなら《エネミーコントローラー》や《進入禁止！Ｎｏ Ｅｎｔｒｙ！！》などの方が使い勝手がよく、戦闘ダメージ軽減目的ならば《和睦の使者》の方が確実である。
効果ダメージに狙いを絞るにしても、２回使える《ダメージ・ダイエット》が存在するため、このカードは中途半端である。
他の表示形式変更カードと異なる点は、無条件で相手ターンに自分モンスター１体を表側攻撃表示から表側守備表示に変更できる点。
守備力の高い攻撃表示モンスターに使って反射ダメージを与えたり、《ドリーム・ピエロ》等の表側守備表示にして効果を発揮するモンスターに使う等活用できる。
単に守備表示にする用途の場合は《月の書》の方が優れているため、４枚目以降としての使い道になる。
《エネミーコントローラー》等と比較しても完全に劣るわけではなく独自の動きもできるので、デッキに投入して腐ることは無いだろう。
【スパイダー】では、表側守備表示であることが重要であり、《月の書》よりもコンボしやすい。
【幻蝶の刺客】においては、自分モンスターに使えば《幻蝶の刺客アゲハ》・相手モンスターに使えば《幻蝶の刺客モルフォ》の効果を発動させる事ができる。
《ドゥーブルパッセ》を《幻蝶の刺客アゲハ》とコンボさせる場合や、《フォトン・アレキサンドラ・クィーン》と《Ｈ・Ｃ サウザンド・ブレード》や《ガード・ペンギン》等のコンボを狙う場合も全てのダメージへの半減効果が活きてくる。
また、相手モンスターの攻撃回数を減らしつつも戦闘ダメージを軽減したうえで受けられるので、大量展開されたり高攻撃力モンスターを出されたりして大ダメージを受ける状況でも、幻蝶の刺客と種族・レベル面でシナジーがある《ＢＫ ベイル》や《Ｈ・Ｃ サウザンド・ブレード》を特殊召喚して生き残らせる事ができる。
【クラウンブレード】を取り入れる際も《Ｅｍトリック・クラウン》のデメリットを半減できるので相性がよい。
これらの役割を一枚で賄える、珍しいカードである。
関連カード †
収録パック等 †
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