綱引犬会(チュナヒキタイカイ)/Don't Slip, the Dogs of War》

フィールド魔法
(1):お互いのプレイヤーは自身のドローフェイズに通常のドローをした時、
それがチューナーだった場合、そのカードを相手に見せて発動できる。
この効果を発動したプレイヤーはデッキから2枚ドローする。
(2):このカードの(1)の効果で相手がドローした時に発動する。
自分は2000LPを失い、このカードを墓地へ送る。

 PROMOTION PACK 2023で登場したフィールド魔法
 通常のドローで引いたチューナー公開する事で2枚ドローする効果相手がこの効果ドローした時にライフロスして墓地へ送られる効果を持つ。

 (1)は通常のドローチューナーを引いたプレイヤーが2枚ドローできる効果
 デッキの大部分がチューナーで構成されている【チューナー】であれば発動機会は多い。
 普通に発動してもドローは次の自分ターンと遅く、相手の利用を防ぐ観点からも相手ターン《メタバース》発動するのが良いだろう。
 相手に塩を送ることにもなりかねないので注意が必要だが、《マインド・オン・エア》《真実の眼》などで相手手札公開させれば利用を防ぐことができる。
 なお《正々堂々》のようにお互い公開させると自分も使えなくなってしまう。

 (2)は相手が(1)でドローした場合に自分ライフロス自壊する効果
 《エフェクト・ヴェーラー》妖怪少女などの汎用性のある手札誘発チューナーを考えると、チューナーを全く採用しないデッキは今日では少ないと言えるだろう。
 相手ドローされ、さらにこのカード自壊してしまうと目も当てられないため、できれば自分ターンのうちに除去してしまいたい。
 また、(1)でドローしなければ発動しないため、《灰流うらら》などでドロー自体を無効にすれば(2)が発動されることもない。

  • 英語名はウィリアム・シェイクスピアの政治劇・悲劇『ジュリアス・シーザー』に登場するセリフ「Cry 'havoc!', and let slip the dogs of war」(直訳「『破壊だ!』と叫べ、軍用犬を放て」/意訳「かかれ、戦いの火蓋を切れ」)を捩っている。
    日本語名に含まれる綱引き・犬・大会の要素も、後半が「tug of war(綱引き)」と掛けてあり、直訳で「Don't Slip(滑るな)」、「the Dogs(犬)」、「War(戦い)」とも読めることから含意している。

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収録パック等


Tag: 《綱引犬会》 魔法 フィールド魔法

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