遊戯王カードWiki - 《剛鬼フィニッシュホールド》

《剛鬼(ごうき)フィニッシュホールド/Gouki Finishing Move》 †

通常魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：自分フィールドの「剛鬼」リンクモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
そのリンクマーカーの数×１０００アップし、
このターンそのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「剛鬼」モンスターでしか攻撃宣言できない。

　LINK VRAINS DUELIST SETで登場した通常魔法。
　剛鬼リンクモンスター１体の攻撃力をそのリンクマーカーの数に応じて強化し貫通効果を付与する効果を持つ。

　攻撃力の上がり幅が大きく、リンク３以上に対して使えば十分過ぎる強化が行える。
　発動ターンは剛鬼しか攻撃できなくなるため、強化した高リンクの剛鬼による攻撃で一撃必殺級の大ダメージを狙うのが主な使い方となる。
　特に連続攻撃が可能な《剛鬼ザ・ブレード・オーガ》や《剛鬼ザ・マスター・オーガ》と相性が良く、１ターンキルも容易に狙えるようになる。

　剛鬼に属する事から剛鬼モンスターの共通効果によるサーチに対応しているため、ピン挿しに留めて対象となる剛鬼リンクモンスターのリンク召喚に合わせて用意するというのが効果的だろう。

「フィニッシュホールド」については《Ｎｏ.５１怪腕のフィニッシュ・ホールド》を参照。
このカードはプロレスをモチーフとする剛鬼において攻撃力の大幅な上昇と貫通によってデュエルを決する『決め技』といえるだろう。
守備力０のモンスターを多数抱える【剛鬼】のミラーマッチで警戒すべきカードである点もモチーフと合っている。

原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSの「遊作/Playmaker vs Ai」戦では、Playmakerが類似した効果を持つ速攻魔法《リンク・プレッシャー》を使用している。
こちらはエクストラデッキからリンク３以上のリンクモンスターを墓地へ送るコストがあり、貫通効果や発動後の制約及び効果を受けるリンクモンスターの縛りがない。