遊戯王カードWiki - 《差し戻し》

《差(さ)し戻(もど)し/Return》 †

通常罠
相手が墓地のカードを手札に加えた時に発動できる。
相手は手札に加えたそのカード１枚をデッキに戻す。

　しかし、既に《転生の予言》・《Ｄ.Ｄ.クロウ》・《マインドクラッシュ》・《おろかな転生》・《屋敷わらし》といった多数の使いやすいサルベージメタが存在している。
　これらは各々蘇生またはサーチのメタも兼ねており、汎用性で大きく差を付けられている。
　このカードはデッキに戻すため再利用を防げるメリットはあるものの、速攻魔法かつフリーチェーンでもある前述の《おろかな転生》で同様の結果が得られる。
　一度手札を経由する必要から、サルベージされたカードが速攻魔法やフリーチェーンの手札誘発に類する効果モンスターだと防ぎきれないという点でも融通性がない。

　とは言ってもサルベージ効果に限れば、このカードは対象をとらない効果にも対応する点や、《墓荒らし》などのこちらの墓地からのサルベージにも対応する点でメリットを見出す事ができる。
　このメリットが活かされる環境であれば、このカードを優先する価値が出るだろう。

イラストでは《成金ゴブリン》が怒った男性に契約書のような書類を突きつけられている。
奥には取っ手が取れた《強欲な壺》があるため、《ゴブリンのその場しのぎ》で売りつけた欠陥品の《強欲な壺》の返品を要求されている場面だろう。

その他の商品展開―
ラッシュデュエルでも登場しているが、あちらではハンデス先をランダムに１枚選ぶ効果に変更されている。
また、ラッシュデュエルとOCGの同名カードはイラストもよく似ているのが通例だが、このカードは場面こそ同じだが《成金ゴブリン》と男性のポーズが両ゲームで大きく違う。
RUSH:《差し戻し》を参照。