遊戯王カードWiki - 《最果ての宇宙》

《最果(さいは)ての宇宙(うみ)/The Most Distant, Deepest Depths》 †

フィールド魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドに魚族Ｓモンスターが存在する限り、
このカードは効果では破壊されず、効果では除外できない。
(2)：自分の手札・墓地から魚族モンスター１体を除外して発動できる。
デッキから「ゴーティス」モンスター１体を手札に加える。
(3)：このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに魚族モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分フィールドの魚族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札に加える。

　WORLD PREMIERE PACK 2023で登場したフィールド魔法。
　魚族シンクロモンスターが存在する場合に破壊・除外耐性を得る効果、手札・墓地の魚族を除外しゴーティスモンスターをサーチする効果、魚族が召喚・特殊召喚された場合に魚族を除外し自己サルベージする効果を持つ。

　(1)は自身が破壊・除外耐性を持つ効果。
　破壊に加え除外も防げるため、この耐性がある限りそうそう除去されない。
　また自分の効果にも耐性を持つため、《最果てのゴーティス》の全体除外でも除外されなくなる。

　(2)はゴーティスのサーチ効果。
　コストとして魚族を除外する必要があるが、墓地から除外する分にはアドバンテージを稼げ、除外された場合の効果を持つゴーティスを当てると無駄がない。
　《ゴーティスの守人イーノック》で帰還させたい下級魚族を予め除外しておくのもよいだろう。

　(3)は自己サルベージ効果。
　フィールドの魚族を除外する必要があるため気軽には使いにくいが、(2)が優秀なためカード・アドバンテージとしては問題ない。
　(2)同様、ゴーティスを充てれば消費を軽減することもできるが、ゴーティスは墓地を経由して除外しても問題ないため、フィールドからの除外は実質的には損失となりがちである。
　(1)の耐性もあるため除去されにくいが、仮に除去されてもこの効果で使い回せる。
　消費が大きくなってしまうが《おろかな副葬》などで墓地へ送ってサルベージすることで擬似サーチとしてもよいだろう。