(さば)きの天秤(てんびん)/Balance of Judgment》

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドのカードの数が
自分の手札・フィールドのカードの合計数より多い場合に発動できる。
自分はその差の数だけデッキからドローする。

 クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した通常罠
 相手フィールドのカードの数が自分手札フィールドのカードの合計数を超えている場合に、その差の枚数分だけカードドローする効果を持つ。

 相手とのカードの合計数の差が大きいほどカードドローできるため、自分手札フィールドのカードを上手く調整できればこれ1枚で大量のハンド・アドバンテージを稼げる。

 しかし、相手カードフィールドのみを参照するのに対し、こちらは手札も参照し、その上で相手フィールドの方の枚数が多いことを要求している。
 そのため、漠然と採用してもドロー枚数が少なかったり、そもそも発動自体できない場面も決して少なくない。
 《おジャマトリオ》《ブラック・ガーデン》等で相手カードを水増しさせる等の工夫をしたい。
 特に手札フィールド墓地とあらゆる領域から自己再生用の除外コストを要求する《妖精伝姫−シラユキ》との相性は良く、大量ドローが見込めやすい。

 このカードをフルに活用できるのは【フルバーン】のようなアドバンテージを度外視したカード消費の多いデッキ
 相手カード除去する事が少ないためドロー枚数は増えやすく、《おジャマトリオ》《仕込みマシンガン》も併用するならば、相性は更に良い。
 《ハンドレス・フェイク》を用いる【インフェルニティ】で使用する手もあるが、展開力が高いためあまりドローできない事もある。

  • モチーフとなっているのは、裁判所などに置かれる正義の女神像が持つ天秤だろう。
    この天秤は「公正」の象徴、あるいは事の善悪をはかる「正義」の象徴とされる。
    • 天秤は古来から「裁き」のシンボルとされており、古くはエジプト神話のオシリスが主宰する法廷において魂の善悪を判定する場面に登場している。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:相手フィールドのカードが合計5枚、自分手札フィールドのカードが4枚の時、このカード発動しました。
  それにチェーンして《活路への希望》発動し、カードを3枚ドローしました。
  《裁きの天秤》の効果処理時には自分手札フィールドのカードは7枚となりますが、差である2枚をドローできますか?
A:《裁きの天秤》は、処理時の"差の数"だけドローする効果となりますが、その後発動した自分の枚数が相手よりも増えてしまった場合、その効果適用できなくなります。
  したがって、ご質問のようにチェーンして発動し、《裁きの天秤》の効果処理を行う時点で、自分の方が2枚"多い"場合、ドローする事はできません。(15/04/28)


Tag: 《裁きの天秤》 通常罠

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