《桜姫タレイア/Talaya, Princess of Cherry Blossoms》 †
効果モンスター
星8/水属性/植物族/攻2800/守1200
(1):このカードの攻撃力は、
自分フィールドの植物族モンスターの数×100アップする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカード以外のフィールドの植物族モンスターは効果では破壊されない。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した水属性・植物族の最上級モンスター。
自分フィールド上の植物族の数だけ自己強化する永続効果と、他の植物族に効果破壊耐性を付与する永続効果を持つ。
自己強化効果は自身もカウントするので実質攻撃力は2900となる。
微々たる強化だが、他に1体でも植物族が存在すれば3000ラインに到達するため侮れない。
他の植物族に効果破壊耐性を付与する効果は、《ギガプラント》等の大量展開や《ボタニカル・ライオ》等の自己強化と相性がいい。
また、《凛天使クイーン・オブ・ローズ》の誤爆を回避したり、《超栄養太陽》や《狂植物の氾濫》のデメリットを無効化したりできる。
《思い出のブランコ》で《ギガプラント》からこのカードを特殊召喚すれば、エンドフェイズ時にも《ギガプラント》は自壊せずフィールドに留まることができる。
他にも、相手の効果破壊にチェーンして《リビングデッドの呼び声》などで蘇生させ、不発にするといった使い方が可能。
なお、自身に耐性は付与されないが、蘇生する等してこのカードを2体並べればそれぞれ効果破壊耐性が付く。
もちろん、戦闘破壊や破壊以外の除去には無力である。
また、お互いに効果が及ぶので、ミラーマッチや自分の植物族をコントロール奪取された場合は相手にも効果破壊耐性が付与されることに注意。
- 「タレイア(Thalia)」とは、ギリシャ神話に登場する女神。
三美神カリスの一柱で、豊かさと開花を司る。
また、タレイアという言葉の語源は開花・萌芽・成長・豊富・繁栄といったものである。
- 日本ではタレイアはタリア、ターリアとも読まれ、眠れる森の美女の筆者違いである『日と月とターリア』では題名通り主人公眠り姫の名前として使われている。
- その他植物にはクズウコン科(マランタ科)にThalia属がある。
クズウコン科は地下茎を形成する熱帯植物であり食用となる植物で、沖縄の一部などでも栽培されている。
ちなみに桜はバラ科サクラ属(スモモ属)なので名前に反し関係性は殆ど無い。
- 「桜姫」はおそらく「王妃」の当て字であるが、和風のイラストからして、歌舞伎の演目の1つ『桜姫東文章』も掛かっていると思われる。
関連カード †
―前半の効果
―後半の効果
収録パック等 †
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