遊戯王カードWiki - 《遮断機塊ブレイカーバンクル》

《遮断機塊(しゃだんきかい)ブレイカーバンクル/Appliancer Breakerbuncle》 †

効果モンスター
星１/水属性/機械族/攻   0/守   0
(1)：自分の「機塊」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは０になる。
(2)：自分フィールドの「機塊」モンスターが効果で破壊される場合、
代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。

　COLLECTION PACK 2020で登場した水属性・機械族の下級モンスター。
　機塊モンスターが戦闘を行う場合に手札から捨てることで、その戦闘で機塊モンスターに戦闘破壊耐性を付与し戦闘ダメージを０にする誘発即時効果、フィールド・墓地から除外することで機塊モンスターの効果破壊を身代わりする分類されない効果を持つ。

　(1)は機塊モンスターの戦闘破壊を防ぎ、その戦闘で受ける戦闘ダメージを０にできる効果。
　機塊モンスターは低ステータスのモンスターが多く、リンクモンスターは守備表示にすることもでできないため、戦闘破壊と戦闘ダメージを防げる効果が活きる場面は少なくないだろう。
　《洗濯機塊ランドリードラゴン》は高攻撃力のモンスターの除去のためには自爆特攻する必要があるが、このカードと組み合わせれば一方的な除去を行える。

　(2)は機塊モンスターの効果破壊の身代わり効果。
　自分のカードの効果でも同時に複数が破壊される場合でも全ての機塊モンスターを守れるため、《ブラック・ホール》などの全体除去とコンボすれば相手モンスターだけを除去できる。
　機塊リンクモンスターの中でも中核を成す《充電機塊セルトパス》は、自身の効果で攻撃と対象を取る効果を防げるので、こちらと合わせることでより強固な防御となる。

「ブレイカー」は本来「破壊者」を指す英語だが、カード名と効果から考えるとカード名の由来は電気の方のブレイカー（ブレーカー）＋カーバンクルか。
なお、「遮断機」と言う表記は通常は電車路線の踏切の事を指し、ブレイカーの事は「遮断器」と表記される。

原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSにおける「別所エマ/ゴーストガール＆道順健碁/ブラッドシェパードvsロボッピ」戦においてロボッピが使用。
《オルターガイスト・メモリーガント》による《充電機塊セルトパス》への攻撃時に(1)の効果を発動し、敗北を免れた。
- アニメでは(2)の効果が全く別物であり、相手モンスターの攻撃宣言時に自身をリリースすることでそのモンスターを守備表示にする効果であった。