遊戯王カードWiki - 《粛声なる守護者ローガーディアン》

《粛声(しゅくせい)なる守護者(しゅごしゃ)ローガーディアン/Skull Guardian, Protector of the Voiceless Voice》 †

儀式・効果モンスター
星７/光属性/戦士族/攻2050/守2500
「粛声なる祈り」により降臨
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが儀式召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」モンスターまたは戦士族・ドラゴン族の儀式モンスター１体を手札に加える。
(2)：自分のフィールドか墓地に「粛声の祈り手ロー」が存在する限り、このカードの攻撃力は２０５０アップする。
(3)：自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」が存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

　PHANTOM NIGHTMAREで登場した光属性・戦士族の儀式モンスター。
　儀式召喚に成功した場合に粛声モンスターまたはドラゴン族か戦士族の儀式モンスターをサーチする誘発効果、自分フィールドか墓地に《粛声の祈り手ロー》がいる場合に自己強化される永続効果、自分フィールドに《粛声の祈り手ロー》がいる場合に相手の魔法・罠・モンスター効果の発動を無効にして破壊する誘発即時効果を持つ。

　そのステータスにより粛声カードのサポートに対応しており、それらを用いたサーチや特殊召喚手段は多い。
　《粛声の祈り手ロー》は儀式召喚のリリースを１枚で賄ってくれる上に、このカードの儀式召喚があちらの自己再生のトリガーにもなる。
　下記の(2)(3)も使用できるようになるため、基本的に併用が前提となっている。
　また、儀式魔法の《粛声なる祈り》にはこのカードのカード名も記されているので、《儀式の下準備》で纏めてサーチする事も可能。
　なお、《粛声なる祈り》の(2)による召喚条件無視での特殊召喚にも対応しているが、その場合は(1)は使用できない。
　それでもフィールドか墓地に《粛声の祈り手ロー》が存在すれば(2)(3)は使用できるため、出すに値するモンスターではあるだろう。

　(1)は粛声モンスターまたはドラゴン族か戦士族の儀式モンスターのサーチ。
　【粛声】においてはサーチ先の選択肢は多く、《粛声の竜賢聖サウラヴィス》であればこのカードの展開に使ったカードを利用するだけで容易に自己特殊召喚でき、レベルも同じであるためエクシーズ召喚も狙える。
　手札誘発効果を持つ《古聖戴サウラヴィス》も選択肢の１つだが、狙いたい盤面の１つである《粛声の祈り手ロー》・《粛声なる結界》と並べられてしまえばそもそも効果の発動機会がなくなってしまう。
　光属性以外の儀式モンスターもサーチできるが【粛声】ではそれらの儀式召喚は難しく、手札で発動する効果を目当てに採用する事になる。

　(2)は2050の攻撃力の自己強化。
　上記の通り《粛声の祈り手ロー》を儀式召喚の際に用いれば条件は整い、レベル７にしては低めの攻撃力から一転して強力なアタッカーへと変貌する。
　強耐性と高打点を両立するモンスターは、《オベリスクの巨神兵》など、攻撃力4000までに収まっているものが多く、そうしたモンスターを戦闘破壊での突破が見込みやすくなる。
　《プリンシパグ》による２回攻撃の付与とも相性が良い。