《召煌女クインクエリ/Imperial Princess Quinquery》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/サイバース族/攻1200/守2800
レベル5モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、自分か相手の墓地のレベル5モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分か相手のフィールドに特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドの表側表示のレベル5モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、
または戦闘で破壊された場合に発動できる。
デッキからレベル5モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
WORLD PREMIERE PACK 2023で登場した闇属性・サイバース族のエクシーズモンスター。
エクシーズ素材をコストにいずれかの墓地のレベル5をいずれかのフィールドに特殊召喚する起動効果、自分のレベル5が戦闘破壊か相手の効果でフィールドから離れた場合にレベル5をサーチまたはリクルートする誘発効果を持つ。
メインとなるのは(1)はレベル5の蘇生効果。
蘇生元と蘇生先はどちらのプレイヤーのでも良いが、基本的には自分の墓地から自分フィールドに蘇生することになるだろう。
ランク5であるこのカードをエクシーズ召喚できる時点で蘇生先には困るケースは少ない。
(既に墓地にレベル5がいるなら)取り除いたエクシーズ素材を対象に完全蘇生できるため、ディスアドバンテージをすぐに取り返せる。
また、このカードとレベル5を並べられるので(2)のサポートにもなる。
相手フィールドに蘇生する場合は送りつけと同様の動きとなる。
ステータスの低いものを攻撃表示で出して攻撃し、戦闘ダメージを見込める。
このカード自身は低攻撃力だが、自身の上に重ねられる《迅雷の騎士ガイアドラグーン》や《FA−ダーク・ナイト・ランサー》を用いれば他にアタッカーを用意せずとも済む。
前者は貫通効果も持ち合わせるため、低守備力ならば守備表示で出す選択肢も考えられる。
デメリット持ちを送りつけることもでき、《魔神儀−ブックストーン》ならば相手だけエクストラデッキからの特殊召喚全般を永続的に封じることができる。
《アーティファクト−ヴァジュラ》ならばコントローラー(この場合は相手プレイヤー)の魔法・罠カードを全体除去できる。
《ヤジロベーダー》であれば、送りつけた後中央以外のメインモンスターゾーンに別のモンスターを召喚・特殊召喚することで、「相手の効果による破壊」を発生させられる。
移動先にこのカードがいればこのカード自身の(2)に繋げられるほか、《やぶ蛇》等を発動させるトリガーにもなれる。
もっとも強力なコンボのひとつが、《アーティファクト−ミョルニル》の送りつけによる制圧。
後述のFAQにもあるように、《アーティファクト−ミョルニル》を送りつけた場合、相手の墓地にアーティファクトが存在しようがしまいが関係なく(3)および残存効果が発生するため、次のターンアーティファクト以外の特殊召喚をできなくさせられる。
また送りつけカードとしては、エクストラデッキに隠しておくことができ、相手の墓地の状況、およびフィールドの状況を問うことなく送りつけが可能、と、同系統のカードに比べて単純に性能に優れる。
このカードで適当なレベル5を送りつけたあと、《転晶のコーディネラル》で本命の送りつけカードとのコントロール交換を行うことで、先攻1ターンキル等に持っていく使い方もできるだろう。
(2)はレベル5のサーチあるいはリクルート。
条件となるレベル5は(1)で用意でき、自爆特攻による能動的な発動も可能。
相手の除去を待っても良いが、その場合はこのカードから狙われやすいため、発動は少々期待しにくい。
- カード名の「クインクエリ(Quinquery)」は「Quinque-(5の)」と「Query(質問・照会)」を掛けたものだろう。
サイバース族であるため、IT用語で用いられる、データベースへの処理の問い合わせを意味する「クエリ」の意味も掛けているのだろう。
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:自分のターン、自分が《召煌女クインクエリ》の(1)の起動効果を発動し、《アーティファクト−ミョルニル》を相手のモンスターゾーンに特殊召喚しました。
この場合、《アーティファクト−ミョルニル》の(3)の効果はどちらのプレイヤーが発動しますか?
A:相手が発動します。(23/10/02)
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