《森羅の花卉士 ナルサス/Sylvan Flowerknight》 †
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキの一番上のカードをめくる事ができる。
めくったカードが植物族モンスターだった場合、そのモンスターを墓地へ送る。
違った場合、そのカードをデッキの一番下に戻す。
また、デッキのこのカードがカードの効果によってめくられて墓地へ送られた場合、
デッキから「森羅」と名のついたカード1枚を選んでデッキの一番上に置く事ができる。
LEGACY OF THE VALIANTで登場した地属性・植物族の下級モンスター。
召喚に成功した時にデッキトップのカードをめくる誘発効果と、デッキからカードの効果でめくられて墓地へ送られた時にデッキトップに森羅をサーチする誘発効果を持つ。
召喚に成功した時のデッキトップをめくる効果は1枚のみと少なく、森羅の中では劣る部類。
しかし、下級森羅の中では珍しく高めのステータスを持ち、《森羅の葉心棒 ブレイド》と共にアタッカーとして起用が考えられる。
《森羅の葉心棒 ブレイド》と比べると、攻撃力はこちらの方が低いが、あちらのカードをめくる効果のトリガーが相手モンスターの戦闘破壊であるのに対し、召喚に成功した時にカードをめくれるのは利点となる。
デッキからめくられて墓地へ送られた場合の効果は森羅の擬似サーチ効果。
後続の森羅の効果を補助することができるが、他にめくるためのカードが残っていない場合はあまり有益な効果にならないのが難点である。
- カード名の「花卉士」は、鑑賞用の植物を指す「花卉」と「騎士」を掛けているのだろう。
「ナルサス」については、スイセンの学名である「ナルキッソス(Narcissus)」が由来だと推察され、着用している鎧の色や造形からもそれが窺える。
ナルキッソスとは元々ギリシャ神話に登場する美少年で、このモンスターが少年の姿なのはそれが理由とも考えられる。
- ナルキッソスはその美貌から多くの女性やニンフに恋慕されたが、全てはねつけた。
その振舞いによって恨みを買い、復讐の女神ネメシスの罰によって水面に映った自身に恋をしてしまい、その場から離れることができずにやつれ死んだという。
この逸話が精神分析用語「ナルシシズム」の語源になった。
- LEGACY OF THE VALIANT ブースターズパックガイドによると、優雅に過ごす森羅の精霊の1体であり、いざとなれば外敵にも勇敢に立ち向かう、とのこと。
関連カード †
―《森羅の花卉士 ナルサス》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:ダメージステップ中にデッキトップに森羅をサーチする効果は発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/11/16)
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