(かみ)摂理(せつり)/Ultimate Providence》

カウンター罠
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)のカード1枚を手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 EXTRA PACK 2016で登場したカウンター罠
 相手発動したものと同じ種類のカード手札コストに、その発動無効にして破壊する効果を持つ。

 非常に広い対応範囲を持つカウンター罠だが、無効にしたいカードと同じ種類の手札コストが必要。
 魔法カード無効にするならコストを選ばない《マジック・ジャマー》が、効果モンスター罠カード無効にするならカード・アドバンテージを失わない《神の通告》《ギャクタン》が存在し、何を無効にしても損をしている感は否めない。
 もちろん、状況に応じて幅広くカウンターできるのは少なくないメリットだが、その柔軟性を活かそうとするとどのカード手札コストになるのか予測がつかず、生じたディスアドバンテージの回復が難しい。
 アドバンテージを度外視しても通したいカードがあるコンボデッキなら採用を検討できるかもしれない。
 手札コストの予測がつかないといっても、コスト向きのカードは多い方が良く、《ヴォルカニック・バレット》《ブレイクスルー・スキル》等を利用できれば良いだろう。
 情報アドバンテージを得てマストカウンターの見極めができている状況であれば、手札コストを用意しておく事は難しくはないが、ハンド・アドバンテージを維持し辛いデッキだとそれも難しいかもしれない。

 特筆すべき事項として、《解放のアリアドネ》ペンデュラム効果と組み合わせればノーコストでの発動が可能である。
 《天空の聖域》に対する《神罰》のような関係だが、こちらは単体でもある程度の汎用性はあり、《解放のアリアドネ》でこのカードサーチできるのでよりシナジーは強い。
 一方、《解放のアリアドネ》自身は《天空の聖域》と異なりサーチ手段に乏しいため、このカード単体で運用することも考えておかなければならない。
 総じて、《解放のアリアドネ》を採用しているデッキなら一考に値するといっていいだろう。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:《解放のアリアドネ》ペンデュラム効果適用下で、このカード手札コストを払わずに発動できますか。
A:はい、できます。(17/03/24)


Tag: 《神の摂理》 カウンター罠

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