《星読みの魔術師/Stargazer Magician》 †
ペンデュラム・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2400
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法カードを発動できない。
(2):もう片方の自分のPゾーンに
「魔術師」カードまたは「オッドアイズ」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体のみが
相手の効果で自分の手札に戻った時に発動できる。
その同名モンスター1体を手札から特殊召喚する。
スターターデッキ(2014)で登場した闇属性・魔法使い族の上級ペンデュラムモンスター。
ペンデュラムモンスターの戦闘時に魔法カードの使用を封じるペンデュラム効果と、特定のモンスターがいない場合にペンデュラムスケールが4になるデメリット、ペンデュラムモンスターがバウンスされた時、手札から特殊召喚する誘発効果を持つ。
ペンデュラムスケール1だがデメリットがあり、もう片方のペンデュラムゾーンが魔術師かオッドアイズでないとスケール4になってしまう。
ペンデュラム効果はバトルフェイズに発動した速攻魔法しか防げないため、メタ範囲が狭い。
スケール要員としての単体性能は、デメリットなしのスケール1で有用な効果を併せ持つ《紫毒の魔術師》らに大きく劣る。
モンスターとしての性能もイマイチで、上級モンスターでありながら攻撃力1200と低い。
守備力は高いが、同じレベル5ではペンデュラムスケール2だが守備力がほぼ変わらず、有用な効果を持つ《曲芸の魔術師》もいる。
バウンスメタのモンスター効果は《強制脱出装置》などに対処できるものの、ペンデュラムモンスターは手札に戻った後はペンデュラムゾーンに置いたり、ペンデュラム召喚で再展開できるためメタを行う旨味は少ない。
このカードがフィールドに出ている必要があるので、発動できる機会も少なく、オマケ程度の効果である。
ただし、このカードは《アストログラフ・マジシャン》のペンデュラム効果でリクルートできるという個性がある。
召喚権を使わずにリクルートできるペンデュラムモンスターはかなり希少であり、「《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をリンク召喚してリンク先を確保してからペンデュラム召喚を行う」という動きを行う際に役立つ。
同様に《クロノグラフ・マジシャン》でリクルートできる《時読みの魔術師》共々、新マスタールール導入以降【魔術師】での採用率は上昇している。
レベルが高めなのでシンクロ素材要員としても有用で、《覇王眷竜クリアウィング》や《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》等に繋げられる。
- 2014年9月にこのカードと《時読みの魔術師》がセットで描かれたカードプロテクターが海外で発売された。
日本では同じセットが「ペンデュラムモンスターズ」として「第2回デュエリストカードプロテクター デザイン大投票」の候補となっていたが、発売予定はない。
- 下記のアニメ版における攻撃名及びペンデュラム効果名に見られる「ホロスコープ」とは占星術用の天体配置図のことであり、このモンスターの手にする杖にもそれらしきリング状の装飾が見られる。
- 「遊矢vsストロング石島」戦で自身のペンデュラム効果を発動する際には、「天空を見定める《星読みの魔術師》よ!その深遠なる力であだなす敵を封じよ!」という口上が述べられている。
- ペンデュラムモンスターに書き換わったのは、負けたくないという遊矢の中に眠るズァークの意思によるものと第140話にて明かされている。
- 初期案では「ホログラム・マジシャン」というルビだった。
- コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では遊矢の他に沢渡にも専用台詞が設けられているが、上記の攻撃名を言う演出は設けられていない。
関連カード †
―《星読みの魔術師》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカード自身がバウンスされた場合、この効果は手札で発動しますか?
A:発動しません。(14/05/14)
Q:ペンデュラムゾーンに置かれているペンデュラムモンスターがバウンスされた時、そのモンスターと同名のモンスターを特殊召喚できますか?
A:できません。(14/05/14)
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