聖騎士(せいきし)盾持(たても)ち/Noble Knight's Shield-Bearer》

効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 800/守1300
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地から光属性モンスター1体を除外して発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):手札・フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル6以下の獣族・風属性モンスター1体を手札に加える。

 ANIMATION CHRONICLE 2021で登場した光属性戦士族下級モンスター
 召喚・特殊召喚に成功した場合に墓地光属性モンスター除外して1枚ドローする誘発効果手札フィールドの自身を除外してレベル6以下の獣族風属性サーチする起動効果を持つ。

 (1)の効果墓地光属性モンスター墓地コストにしたドロー
 召喚特殊召喚のいずれにも対応し、コスト墓地光属性除外と軽いため、【光属性】を軸にするデッキで各種素材として運用する際に手札補充を賄える。
 装備カード聖騎士に関する効果こそ持たないが、他の多くの聖騎士同様レベルモンスターなのでシンクロ素材エクシーズ素材に利用しやすく、《聖騎士モルドレッド》効果から特殊召喚すればアドバンテージになる。

 (2)の効果風属性獣族サーチ
 こちらの効果手札から自身を除外して発動できるため、さながら風属性獣族版の《増援》として利用できる。
 獣族の万能サーチャーとしては《メルフィー・キャシィ》が存在するが、あちらは受動的なトリガーに加え自身をフィールドに出してから発動する効果なので即効性に欠ける。
 こちらはサーチ先こそ縛りがあるものの召喚権を行使せずに即効性のあるサーチが可能。
 以下、相性のいいデッキを挙げる。

  1. 【獣族】
    《急き兎馬》が比較的汎用性が高く、他にも《ホップ・イヤー飛行隊》《俊足なカバ バリキテリウム》等が候補に挙がる。
    レベル2以下が存在する場合ならば《花騎士団の白馬》サーチして特殊召喚が可能。
  2. 【宝玉獣】
    《宝玉獣 サファイア・ペガサス》サーチしてデッキを展開させる。
  3. 【霊獣】
    《精霊獣 ラムペンタ》サーチして初動と序盤の展開や形勢を安定させる。
    あまり活きることはないが、(1)で《精霊獣使い レラ》除外すれば展開を伸ばせる。
  4. 【空牙団】
    初動要員の《空牙団の撃手 ドンパ》《空牙団の飛哨 リコン》対象
  5. 【妖仙獣】
    《妖仙獣 凶旋嵐》は展開効果を持ち、《妖仙獣 大幽谷響》手札誘発効果を持つので牽制に適する。

 《増援》等で自身をサーチでき、《聖杯の継承》サルベージもできて効果の発動も比較的容易なため、採用検討の価値はある。

 自身と全く異なる属性種族サーチであるため、デッキ内の統一感が乱れるという側面はある。
 もっとも、フィールドに出す必要がなく、コスト除外であるため墓地にも残らないので、サポートカードへの悪影響や妨害を受けるなどの問題は起こりづらい。
 サーチを封じられ召喚せざるを得なくなるようなケースも考えられなくはないが、種族を無視して【獣族】に採用してしまっても構わないだろう。

 基本的には【光属性】寄りのデッキ【獣族】寄りのデッキかで、それぞれ異なる用途になるだろう。
 【獣族】では魔轟神獣おジャマ《ライトロード・ハンター ライコウ》等を採用する事もあるため、両方の効果を活かす事も不可能ではない。

  • コナミのゲーム作品において―
    TAG FORCE 5』以降のTAG FORCEシリーズや『デュエルリンクス』では、以下の効果でゲームオリジナルカードとして収録されている。
    このカードが召喚に成功した時、
    自分の墓地に存在する光属性・戦士族モンスター1体をゲームから除外する事で、
    デッキからカードを1枚ドローする。
  • 『デュエルリンクス』では2024年3月25日にOCG版のカードが追加収録され、上記の既存ゲームオリジナル版との併用が可能となった。
    両方を同名カードとして扱いデッキに合計3枚まで入れられることに加えて、「1ターンに1度効果」は双方を別々にカウントする独特の仕様となっている。

関連カード

サーチ可能なレベル6以下の獣族・風属性モンスター

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《聖騎士の盾持ち》 モンスター 効果モンスター 星4 光属性 戦士族 攻800 守1300 聖騎士

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