《聖騎士ペリノア/Noble Knight Pellinore》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1900/守 500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードに装備されている「聖剣」装備魔法カード1枚と
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果の発動後、ターン終了時までこのカードは攻撃できない。
EXTRA PACK 2019で登場した光属性・戦士族の下級モンスター。
自身の装備している聖剣と相手の表側表示モンスターを破壊し1枚ドローする起動効果を持つ。
聖剣には破壊された場合に再装備できるカードがあり、それらを破壊すれば損失なく除去とドローを行う事ができる。
効果を使うと攻撃できなくなるが、デメリットはこのモンスターのみにかかるため各種素材にしてしまうといいだろう。
除去効果を持つ下級モンスターの聖騎士には他に《聖騎士トリスタン》が存在する。
あちらは聖剣の破壊を必要とせず、表側表示の魔法・罠カードも破壊できるため、除去の性能ではあちらが勝る。
こちらは攻撃力が高い点、破壊後にドロー効果のある点が利点となる。
- 「ペリノア(Pellinore)」はアーサー王伝説に登場する円卓の騎士の1人である。
原作ではアーサー王と同格の「王」とされるが、前半生は探求心を満たすための冒険に明け暮れていた。
女好きであったことから異なる女性との間に多くの子供をもうけており、子供にはアグロヴァル卿、トー卿、ラモラック卿、パーシヴァル卿、聖杯の乙女ディンドランなどがいる。
上記を踏まえてか、このモンスターの容姿・装備は《聖騎士パーシヴァル》とよく似ており、騎乗している点も同一である。
- 物語序盤は不吉の象徴である「唸る獣」を探す騎士として登場。
その後、若き日のアーサーと相対し、決闘の末にカリバーンを折ったという話は有名(アーサーがペリノアの武勇を認めず、我欲のために剣を振るったためとされる)。
アーサーは窮地に陥るが、マーリンの介入によってペリノアは戦闘不能になり、のちに両王は互いを認めて友誼を結び、ペリノアは円卓へ招聘されることになった。
このカードの効果は、上記の逸話を忠実に再現したものとなっている。
- ガウェインとその兄弟の父ロット王がアーサー王と対立すると、ペリノアはアーサー王側に参戦。
ガウェインらは父を降伏させようとしていたが、ペリノアはそれを汲まずにロット王を討ち取ってしまう。
この件で恨みを買ったペリノアは、のちにガウェインらに暗殺され、円卓の騎士内においてロット王の息子たちとペリノア王の息子たちの対立を残す結果となってしまった。
- 数々の冒険の中で(知らなかったとはいえ)自身の娘の一人エレインを見殺しにしてしまい、「自分が最も困っている時に誰からも助けてもらえなくなる」という呪いを掛けられてしまう。
マーリンに真実を聞かされたペリノアはこれを後悔したが、上記の暗殺事件の際にペリノアは呪いの通り、誰にも助けてもらえなかった。
ちなみにこの時の冒険でペリノアが救った人物は、マーリンにとって因縁のある彼女であった。
関連カード †
収録パック等 †
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