《戦華史略−十万之矢/Ancient Warriors Saga - Borrowing of Arrows》 †
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体と
自分フィールドの「戦華」モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力を半分にし、
その数値分その自分のモンスターの攻撃力をアップする。
(2):自分フィールドの「戦華」モンスターの属性が2種類以上で、
このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
手札・デッキから「戦華史略−十万之矢」以外の
「戦華」永続魔法・永続罠カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
ETERNITY CODEで登場した永続魔法。
相手モンスターの攻撃力を半分にし、自分の戦華モンスターの攻撃力をその数値分上昇させる効果、複数属性の戦華モンスターが存在し、このカードが墓地へ送られた場合、デッキから戦華永続魔法・永続罠を自分フィールドに置く効果を持つ。
(1)は戦華モンスター専用の《フォース》であり、対象にしたモンスター同士で戦闘を行えば、ほぼ確実に相手モンスターを戦闘破壊し、直接攻撃と同様のダメージを与えられる。
相手モンスターの処理になるだけでなく、「魏」陣営(炎属性)の戦華モンスターの効果の発動条件である相手カードの破壊にもなるため、それらの効果を安定して発動できる。
(2)はデッキから同名カード以外の戦華永続魔法・永続罠を自分フィールドに置く効果。
複数属性の戦華モンスターが必要になるが、それほど難しい条件ではない。
自然と満たすことも多いが、《戦華史略−孫劉同盟》の(1)の効果の発動条件でもあるため、意識して満たしたい。
置くカードとして有力なのはアドバンテージを稼ぎやすい《戦華史略−三顧礼迎》だろう。
効果を使えばアドバンテージが得られ、コストなどで墓地へ送っても展開できるため、既に存在している場合以外は優先したい。
- モチーフは『三国志演義』における『草船借箭の計』のエピソードか。
曹操の水軍との戦いの前、周瑜が孔明に「十日以内に十万の矢を用意して欲しい」という要請を出し、孔明は三日で良いと答える。
三日目の夜、深い霧が立ち込めた中、孔明は藁の盾を作っておいた数十艘の船で出撃し、曹操の軍船の近くで威嚇、霧で状況の分からない曹操軍に矢を打たせた。
そして藁の盾に多数打ち込まれた矢を回収して三日で十万の矢を得た、という孔明の先読みと知略の深さを示した話である。
- 敵の武器を利用し自軍を強化するという効果はモチーフにマッチしたものとなっている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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