《走魔灯/End of the Line》 †
通常罠
(1):自分のLPが100未満の場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
自分のLPが10未満の場合、さらに自分はデッキから2枚ドローする。
BATTLE OF CHAOSで登場した通常罠。
自分のライフポイントが100未満なら2枚、10未満なら4枚ドローする効果を持つ。
発動回数に制限もなく、1枚につき最大で禁止カードの《強欲な壺》2枚分に相当するドローが可能だが、発動条件があまりにも重い。
ライフポイントは基本的に100単位で動くため、100未満にするにはライフポイントを半分にするカードか、100未満の固定値にするカードが必須となる。
両者を組み合わせる方法としては、ライフポイントが100になる《究極・背水の陣》か《ラーの翼神竜》関連のカードを使い、そこから更にライフ半減するカードを使う方法がある。
ライフポイント10未満にするには、《SNo.39 希望皇ホープONE》か《ゼアル・アライアンス》を発動した上で、更に《神の宣告》などの半分のライフコストを払うカードを使う方法くらいである。
ライフポイントを半減するカードのみでもライフポイントを10未満に持ち込めるが、その場合、初期の8000からだと7回半減で100未満の63となり、10回半減で10未満の8となる。
《破壊竜ガンドラ》の効果を無効にする、または破壊耐性を持ったカードが存在すれば《破壊竜ガンドラ》の効果は何度も使えるため、ライフポイントを一桁にして4枚ドローが可能。
後者の場合、このカードをセットした状態で行いたいことを考えると、《天獄の王》等でこのカード自身に破壊耐性を付与するのがベストか。
また、何度も効果を使える状態のカードと《亡龍の旋律》を組み合わせる事で、ライフポイントを減らすことができる。
ただ、どのように発動を狙うにしてもライフポイントが100未満なのは確定なので、ドローしたカードを含めた自分のカードで一切のダメージを受けないように防御を固める・ライフ回復・逆転勝利のいずれかができなければ、返しのターンに僅かなダメージで敗北してしまう。
- カード名は「回り灯籠」を指す「走馬灯」の捩り。
「回り灯籠」は、枠外に薄紙を張って内側の円筒の中心に蝋燭を立て、火をともすとその熱で発生する気流で円筒が回り、外枠に回転する影絵が見える灯籠で、お盆などでよく見られる。
そこから転じて、「死に際で様々な記憶が次々と蘇って過去の出来事をありありと思い出す現象」を指す。
精神学では死に際に過去の記憶から一命を取り留める手段を模索するための脳の働き、とされるが、科学的証明には至っていない。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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