大逆転(だいぎゃくてん)クイズ/Reversal Quiz》

通常魔法
自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送る。
自分のデッキの一番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を当てる。
当てた場合、相手と自分のライフポイントを入れ替える。

 新たなる支配者で登場した通常魔法
 自分手札と「自分フィールドのカード」全てをコスト相手ライフポイントを入れ替える効果を持つ。

 そのまま使うと多大なコストを引き換えにライフ・アドバンテージを得るだけでしかなく、確実性もない。
 しかし、以下の手順で1ターンキルを狙える。

  1. 《光の護封壁》《冥王の咆哮》等で自分ライフポイントを極限まで削る。
  2. 次に、手札《ヴォルカニック・バックショット》を用意する、または《黒いペンダント》《風魔手裏剣》等をフィールドセットする。
  3. 《魔導書整理》《大王目玉》等でデッキの一番上確認する、または《エッジインプ・シザー》《鳳凰神の羽根》等でデッキの一番上を操作するなどしてデッキの一番上が分かっている状態にする。
  4. 準備が整ったら《大逆転クイズ》を発動する。

 この結果、まずこのカード発動コストとして自分手札フィールドのカードが全て墓地へ送られる。
 その後、デッキの一番上を当てればライフポイントが逆転し、処理終了後に《黒いペンダント》らの効果で、相手ダメージを与える。
 相手ライフポイントはこちらが減らしたものに変わっているので、わずかなバーンダメージでもトドメとなるのである。

 【ファンカスノーレ】の要領で、《馬頭鬼》アンデット族墓地に置き、蘇生から攻める手もある。
 《ナイトメア・ホース》直接攻撃を通せば上記と同様に500のライフを削り切れる。

  • イラストの元ネタは、往年のクイズ番組『アップダウンクイズ』だと思われる。
    同番組は、早押しクイズに正解することで自分の乗っているゴンドラが上昇していくが、誤答すると最下段まで戻されてしまうというルールであった。
    イラストで解答している、《クイズ》でも解答者になっていた男性は数字が0(=最下段)で、他の解答者は既に高く上がっているため、相当追い詰められている状況である。
    • また、効果のモチーフは、クイズ番組でたまに使われる最終問題で桁外れの得点を用意して一発逆転を狙える状況を作り出す手法だろう。
      ただしこうした手法はクイズをメインとしないバラエティ番組などで多用されるものであり、「アップダウンクイズ」にはそうしたシステムは存在しなかった。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメGXの「十代vs神田」戦では、神田がこのカード手札に持っていたのが確認できる。
    アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦において、遊星のデッキに投入されているのが確認できる。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》効果発動した場合、「自分手札フィールドのカードを全て墓地へ送る」必要はなくなりますか?
A:それらは効果ではなくコストであるため、必要ありません。

Q:手札またはフィールドのどちらか片方に墓地へ送るカードが存在しない場合は発動できますか?
A:いいえ、発動できません。
  手札フィールドの両方から発動コストとして墓地へ送るカードが存在する必要があります。(09/10/10)

Q:《混沌の黒魔術師》モンスタートークンペンデュラムモンスター自分フィールドに存在する時にこのカード発動する事はできますか?(コスト墓地送りする事ができない為の質問)
A:墓地へ送ることができない為、《大逆転クイズ》を発動する事ができません。(14/11/13)

Q:お互いライフポイントが同じ場合でもこのカード発動できますか?
A:はい、発動できます。(10/06/01)

Q:相手フィールド《次元の裂け目》適用中で、自分フィールド手札カードモンスターがなく魔法・罠カードだけの時、このカード発動することはできますか?
  また、上記状態でフィールドのカード魔法&罠ゾーンセットされた《トイ・マジシャン》である時は発動できますか?
A:《次元の裂け目》効果適用中に、自分フィールド手札モンスターカードが存在しない場合でも、《大逆転クイズ》を発動できます。
  また、魔法カードとして扱われている《トイ・マジシャン》が存在する場合であっても、その《トイ・マジシャン》を含めて自分フィールドのカード手札墓地へ送り、《大逆転クイズ》を発動できます。(10/07/22)


Tag: 《大逆転クイズ》 魔法 通常魔法

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