地縛解放(じばくかいほう)/Earthbound Release》

通常罠
(1):フィールドにレベル6以上のモンスターが召喚・特殊召喚された時、
自分フィールドのレベル10の「地縛」モンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計分のダメージを相手に与える。

 ANIMATION CHRONICLE 2023で登場した通常罠
 レベル6以上のモンスター召喚特殊召喚された時、レベル10地縛リリースコスト相手モンスター全体除去してその元々の攻撃力の合計分のバーンを行う効果を持つ。

 レベル10地縛モンスターリリースという重いコストを持つが全体除去バーンが可能。
 コストとなる《地縛戒隷 ジオグラシャ=ラボラス》地縛神戦闘で大きなダメージを与えやすいため、そちらと合わせたバーンでの勝利を狙うことになるか。
 発動効果無効にされれば大きなディスアドバンテージになるため、細心の注意を払いたい。
 《トランザクション・ロールバック》《ジャンク・コレクター》等であればコスト不要になるため、地縛モンスターを用意する必要がなくなる。

 トリガーレベル6以上のモンスター召喚特殊召喚であり、【ランク4】【リンク召喚】等、相手によっては発動機会が存在しないこともある。
 自分モンスターでもよいため、コストとなる地縛モンスター壊獣等で満たすのが良いだろう。
 《地縛囚人 ライン・ウォーカー》なら特殊召喚させることが可能であり、トリガーにできる可能性もある。
 相手が十分展開していれば1ターンキル級のバーンも望めるが、無効化のリスクが高まりやすいのが悩みどころ。

 《ナイトメア・デーモンズ》とは非常に相性がよく、トリガーにしつつナイトメア・デーモン・トークン3体を破壊することで合計6000のバーンになる。
 更にナイトメア・デーモン・トークン効果で2400バーンが発生するため、合計8400のバーン1ターンキルを達成できる。
 どちらも通常罠のため、悪魔嬢ラビュリンス《トラップトリック》等でサーチを共有できるのも利点。
 ただし、こちらだけを無効にされた時に大幅なディスアドバンテージを背負う点には注意。

  • ANIMATION CHRONICLE 2023の新規収録カードで、このカードのみ発売前に公式から情報公開されなかった。
    数枚のカードが事前告知されない事はよくあるが、1枚だけ告知されないケースはかなり珍しい。
    なお、最後の事前告知は発売4日前の《篝火》であり、このカードを告知する時間がなかったわけでもない。
  • この時のカーリーは地縛神に意識と肉体を乗っ取られていた状態であったが、描写を見る限りこの瞬間のみカーリーが肉体の支配権を取り戻したのだろうか。
    あるいは、一見するとこのカードの発動はジャック(シグナー)に勝利する行為に思えるので、カーリーの真の狙いに気づかず、地縛神側が発動を許可した可能性もある。
  • ルールに従えば、《セイヴァー・デモン・ドラゴン》強制効果チェーンする形で《ショック・ウェーブ》を発動すれば、ジャックは当初の目論見通り引き分けに持ち込む事は可能であった。
    このカード発動時にジャックは「まさかお前、自分から…」と述べており、おそらくカーリーの思いを察し、彼女の気持ちを汲んで留まったものと思われる。
    あるいは、予想外のこのカード発動にジャックが驚いていた間に発動タイミングを逃してしまった可能性もある。

関連カード

イラスト関連

収録パック等


Tag: 《地縛解放》 通常罠 地縛

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